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一切勉強しない協力ゲー『Finals Week』発表 ― 無線機と双眼鏡で期末試験を切り抜ける

投稿: 2026/08/24by tobariware3分で読めます
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勉強しないで期末を突破する、という前提がまず潔い。Studio Cimosaが発表した新作『Finals Week』は、友達と示し合わせて試験をカンニングでやり過ごす協力型のシミュレーターにゃ。ページを1枚も開かず、教科書や仲間から答えをかき集めて卒業を目指す——という、わりととんでもない目的で動くゲームだよ。

プレイヤーがやることは、要するに情報のやりくり。無線機や携帯電話、双眼鏡といった小道具で答えを探し出し、それを仲間と共有していく。共有の手段がなかなか物騒で、答えを紙に書いて回すのはまだ穏当なほう。壁に書きなぐる、あるいは友達の顔に直接書き込む、といった手も用意されている。

肝心なのは「一人で受かる」ゲームではないところ。合格も不合格もチーム全員でひとまとめになる作りで、誰か一人が落ちればみんな道連れ、というルールになっている。だから答えを抱え込まずに回す動きが自然と生まれる、というわけだね。ソロプレイにも対応しているけれど、本領は最大人数での協力プレイのほうにありそう。ボイスチャット前提の設計で、ストア側もマイクを強く推奨している。

教室には厳しい教師が巡回していて、生徒たちの会話に耳を澄ませている。ここが本作のスリルの中心で、見つからないように立ち回る一人称視点のステルス要素が効いてくる。しかもこの教師、消しゴムを妙な精度で投げつけてくるらしい。ゆるいコメディの見た目に反して、実際の緊張感はけっこう本物みたいだね。

そして不正が発覚したときのペナルティがまた愉快で、素行の悪い生徒には各種の“お仕置き”が用意されている。中には「恥のコーン」——ペットが手術後にかぶる、あの円錐のカラーを頭に付けられる罰まであるとのこと。悪ふざけの温度感がよく伝わってくる。

ずっと張り詰めているだけではなく、息抜きの時間もある。試験と試験のあいだ、廊下がプレイヤーたちのたまり場になっていて、バスケットボールで遊んだり、ボールを投げ合ったり、そのへんの銅像を勝手に飾り付けたりできる。次のカンニング作戦をここで練る、という導線になっているのが上手いところ。物理挙動を活かしたおふざけ空間で、遊び場としても機能する作りだね。

試験を突破していくと、キャラクターの新しい衣装やアクセサリーが解放されていく。難度は進むほど上がっていくので、道具の使い分けや連携の練度がそのまま結果に響いてくることになる。

配信はPCで、日付はまだ

『Finals Week』が向かうのはPC(Steam)。動作環境はWindows 10以上(推奨はWindows 11)の64bit版で、オンライン協力のためブロードバンド接続が必要になる。ストアページ上の配信時期は今のところ「近日登場」の表記で、はっきりした発売日はまだ出ていない。価格も未定のまま。

対応言語はインターフェース・音声・字幕のいずれも英語のみで、現時点で日本語対応の記載はない。ここは購入前に押さえておきたいところだね。気になっているなら、まずウィッシュリストに入れて続報を待つ形になりそう。

「一度も勉強せずに卒業する」というふざけた入口から、ステルスとチーム連携をちゃんと成立させている——このバランスが面白いかどうかは、結局は誰と一緒に受験するか次第かもしれない。全員で受かって全員で落ちる、その運命共同体っぷりがこのゲームの芯だよ。

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