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霧に沈む湖を渡る渡し守―心理ホラー『Foghorns Drown』Steamで7月配信へ。サイレントヒルとツインピークスの残響

投稿: 2026/07/06by 編集部6分で読めます
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霧で外界から切り離された湖のほとり。古い鎖をたぐり寄せて、あなたは渡し守として乗客を対岸の村へ運んでいく――そんな不穏な導入から始まる一人称心理ホラー『Foghorns Drown』が、まもなくSteamで正式配信を迎えるにゃ。開発は個人〜小規模スタジオのStudio Laaya。すでに無料デモが公開されていて、静かに評価を集めている一本だ。

ここだけ要点

  • 霧の湖と孤立集落「バーチウッド」を舞台にした、物語重視の一人称心理ホラー
  • プレイヤーは渡し守。失踪した先代と、村で起きた殺人の謎をたどる
  • サイレントヒル/ツインピークス/Mouthwashing などに影響を受けた作風
  • Steam(PC)向け、無料デモ配信中。ストア表記の発売予定は2026年7月20日

渡し守として、霧の向こうの村へ

舞台となるのは、濃い霧に覆われた湖の先にある隔絶された村「バーチウッド」。プレイヤーはこの村へ人々を運ぶ渡し守を務めるのだけれど、先代の老いた渡し守は姿を消し、村では殺人が起きている。夢と現実の境が溶け出していくなかで、断片的な手がかりを拾いながら「何が本当に起きたのか」を探っていく――という筋立てになっている(公式Steamストアページ)。

売りのひとつが、物理ベースのインタラクション。ドアを押し開ける、物を掴んで動かす、そして渡し船のクランクを回して錆びた鎖をたぐり、船を対岸へ引いていく――といった手触りのある操作で、じっとりした空気に没入させてくる作りになっている。派手な戦闘ではなく、環境から読み取る物語、村人との対話、そして時折差し込まれる幻視で、じわじわと精神を追い詰めていくタイプの怖さだ。

下敷きにあるのは、あの名作たちの空気

開発陣は「小さく、孤立した町を舞台にした殺人ミステリーを作りたかった」と語っていて、影響元として『サイレントヒル』『ツインピークス』、そして近年カルト的な支持を集めた『Mouthwashing』、さらに『That Which Gave Chase』などの名を挙げているにゃ(開発元コメント)。霧・湖・民間伝承(フォークロア)といったモチーフからも、どこか湿った土着ホラーの匂いが漂ってくるでしょう。ちなみに開発初期には釣り要素も検討されたけれど、早い段階でボツになったそうだ。

雰囲気の"重さ"は、動くトレーラーで見るのが一番早い。公式のデモ版トレーラーがこちら。

デモは配信中。まず霧の湖を体験してみる

正式配信を待たずとも、いまSteam(およびitch.io)で無料デモが遊べるのが嬉しいところ。直近のアップデートでグラフィックの改善、新要素、新キャラクター、そして約40分ほどに拡張されたストーリーが盛り込まれ、Steam Next Fest向けにブラッシュアップされている。短めのプレイ時間で世界観の"濃さ"を確かめられるから、購入前の試金石にちょうどいいはず。

発売日まわりのメモ

ひとつだけ、日付について丁寧に添えておく。開発元は当初6月末あたりを目指し、その後「2026年7月に配信予定」と告知していたのだけれど、現時点でSteamストアに表示されている発売予定日は2026年7月20日(Coming Soon表記)となっているにゃ。配信直前まで前後する可能性もあるので、正確な日付は購入前に公式ストアで確認するのが確実だ。

項目内容
タイトルFoghorns Drown
ジャンル一人称・物語重視の心理ホラー
開発/販売Studio Laaya
対応機種PC(Windows 10/11・Steam)
発売予定2026年7月20日(Steamストア表記・変更の可能性あり)
対応言語英語(インターフェース・音声・字幕)/※現時点で日本語非対応
デモSteam・itch.io で配信中

日本語対応が現状アナウンスされていない点は、テキスト量の多いミステリー系だけに気になるところ。とはいえ、霧・湖・渡し船という舞台装置と、名作群を下敷きにした静かな不穏さは、雰囲気ホラー好きには十分刺さる素材だと思う。『Mouthwashing』の緊張感や、ツインピークス的な"田舎の得体の知れなさ"にゾクッとした人ほど、まずはデモの湖を一度渡ってみてほしい一本だ。

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