PixMofu

怪獣災害で傷ついた魔法少女を治療せよ―ホラー医療SLG『こちら魔法少女救命外科』Steamページ公開

投稿: 2026/07/12by 編集部6分で読めます
画像

魔法少女といえば、変身して怪物を倒す側の存在。でも本作でスポットが当たるのは、その戦いでボロボロに傷ついて運ばれてくる方なんだにゃ。

個人開発者・のらぬこ氏が手がける新作『こちら魔法少女救命外科』のSteamストアページが公開された。怪獣災害で負傷した魔法少女たちを診察し、治療するホラー医療シミュレーション/判断アドベンチャー。配信は2026年を予定している。

「一週間だけ、代理の院長を頼む」から始まる

プレイヤーが放り込まれるのは、無限に湧く怪獣と、次々搬送されてくる魔法少女にうんざりした院長が「バカンスに行く」と言い残して去った臨時救命病院。残されたあなたは、たった一週間の代理院長として現場を回すことになる。

やることはシンプルだ。魔法少女が運ばれてきたら、受け入れて、診察して、治療する。それだけ――のはずが、この病院、そう甘くはないんだにゃ。ストアページの院長のセリフがなかなか業が深い。

面倒なら拒否したっていい。まあ、人気のない奴に限るがね。余計な情は持つもんじゃねぇ。優しさだけじゃ、子犬一匹救えねぇ。

Steam ストアページ より

限られた病床と体力の中で、誰を受け入れ、誰を後回しにするのか。その選択そのものがゲームの核になっている。

正解は表示されない、症状を“読み解く”診察

治療パートで肝になるのが、答えが直接示されないという設計だ。患者に隠れた異常は、外傷や内臓損傷、毒・異物反応、精神錯乱、そして「魔力汚染」といった魔法少女ならではのものまで多岐にわたる。

診察の手がかり内容
診察結果検査で得られる身体の情報
会話患者本人とのやり取り
見た目表情や外見に現れる異変
書類持ち込まれる資料・記録

こうした断片から症状を推測し、適切な治療法を選ぶ。医療ものというより、渡された情報から真実を組み立てる推理・判断ゲームに近い手触りになりそうにゃ。誤診すればどうなるか……そこは想像に難くない。

じわりと効いてくる、不穏な世界観

「ホラー」を名乗るだけあって、病院の外の空気もどこか歪んでいる。ストアページによれば、復興組織や新興宗教といった来訪者がときおり病院を訪ねてくるとのこと。怪獣災害という非常事態の裏で、人々が何にすがり、何を利用しようとしているのか。診察室の外側にも、じわじわと不気味さがにじむ作りになっているようだにゃ。

かわいらしい魔法少女というモチーフと、傷病者を選別する重たい現実、そして得体の知れないホラー演出。この温度差こそが本作の一番の“引っかかり”になっている。

判断の積み重ねが結末を分ける

一週間のあいだ、誰を救い、誰を見送るか。その一つひとつの判断がプレイヤーごとの物語を形づくり、結末を左右していく構造になっている。マウス操作のみでも遊べる作りで、時間制限に追われずじっくり考えたい人にも配慮されているのは、判断を主役に据えたゲームらしい親切設計だにゃ。

日本語・英語に対応し、フルボイスも用意される。対応プラットフォームはPC(Windows)で、価格は現時点では未定だ。

気になる人はウィッシュリストへ

「命の選別」と「症状の読み解き」を一週間ぶんの日常として体験させる、という着眼点がとにかく尖っている。トゥルーエンドを目指すのか、あるいは院長の言う通り“情を捨てる”のか。判断アドベンチャーやダークな医療ものが好きな人、そして甘くない魔法少女ものに惹かれる人にこそ刺さりそうな一本だにゃ。

続報は開発者ののらぬこ氏の公式X(@noranucoo)で発信される見込み。まずはウィッシュリストに入れて、2026年の配信を待ちたいところにゃ。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。