廃病院で娘を捜す一人称ホラー『Hariti』Steam配信開始、905円で日本語対応
ストアの紹介文が、肝心のところだけ伏せてある。「適切な『武器』を手に取り、秘密を暴け」——そう書いてあるのに、その武器が何なのかはどこにも書かれていない。カギ括弧が付いているあたり、素直な代物ではないみたいだね。
一人称視点のサイコロジカルホラー『Hariti』が、日本では8月12日にSteamで配信開始。開発・販売はどちらも Ghostcase。価格は905円で、リリース記念セールとして10%オフの814円になっている。セールの終了はストアページの表示で8月25日。
母親として、朽ちた病院を歩き回る



プレイヤーが演じるのは、行方不明になった娘を捜す母親。舞台は危険と謎に満ちた病院で、そこを一人称視点で探索していく構成になっている。公式が挙げている売りは、中国式ホラーの空気づくり、古い民間伝承をもとにしたクリーチャーのデザイン、そして込み入った筋書き。タイトルの Hariti は、日本では鬼子母神の名で知られる仏教の神格と同じ綴りで、子どもと母をめぐる題材であることは名前の時点で示されている。
スクリーンショットを見ると、剥がれた壁、錆びた寝台、蛍光灯の落ちた廊下といった要素が並ぶ。派手な演出で驚かせるより、湿った質感を積み上げて追い詰めるタイプに見える。ストアには「恐ろしく、サスペンスに満ちた場面が登場する」との注意書きも添えられている。血や暴力表現が苦手なら、そこは覚悟しておいたほうがよさそう。
体験版は6月15日から無料で公開されていて、製品版が出たあとも引き続き配信中。買う前に空気が合うか確かめられるのはありがたいところだね。
日本語対応はテキストのみ、音声は非対応

対応言語は英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・タイ語・ポルトガル語(ブラジル/ポルトガル)、そして日本語の12言語。ただしSteamの対応言語表に「完全な音声」として登録された言語はひとつもなく、日本語対応はインターフェースと字幕までと考えておくのが安全だよ。中国語音声に日本語字幕を重ねて遊ぶ形になる。
動作環境はWindowsのみで、MacとLinuxの記載はない。最低要件はCore i5クラスのCPU、メモリ8GB、GeForce GTX 1060、ストレージ5GB。要求はそこまで高くない。シングルプレイ専用で、実績は8個、Steam Cloudとファミリーシェアリングに対応している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 905円(10%オフで814円・8月25日まで) |
| 対応OS | Windows |
| 日本語 | インターフェース・字幕 |
| 実績 | 8個 |
配信直後のユーザーレビューは31件で好評率80%。母数がまだ小さいので評価が固まるのはこれからだけど、900円台という値付けを思えば、廃病院を一晩歩く体験の対価としては軽い部類にゃ。
伏せられたままの「武器」の正体は、たぶん歩き始めてすぐ分かる。
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