幽霊猫を呼べるのは3回まで――ホラーADV『猫の手は救いの手』体験版がSteamで公開中
ホラーゲームで一番つらいのは、「怖くて先に進めない」あの瞬間だと思うにゃ。『猫の手は救いの手』は、そこに堂々と逃げ道を用意してくれる。無理そうなら、猫に代わりに戦ってもらえばいい。
個人サークル AquaEternity が手がける3Dホラーアドベンチャーで、Steamストアページでは体験版がすでに配信中。飼い猫が迷い込んだ屋敷に足を踏み入れたら、そこは数多の悪霊が集う異界になっていた——という導入から始まる。

「E」長押しで、幽霊猫が肩代わりしてくれる
屋敷に入る前、主人公は幽霊猫たちと出会う。ここで託されるのが「猫の手」だ。
悪霊が目の前にいるときに「E」を長押しすると、幽霊猫が力を貸してくれる。ストアページの説明によれば、この幽霊猫はどんな悪霊でも撃退してくれる頼もしい存在。つまり、詰みかけた場面をまるごと消し飛ばせる救済措置にゃ。
ただし呼べるのは全ステージ通して3回まで。ステージごとに3回ではなく、通しで3回という点がいやらしいところで、「ここで使うか、もう少し粘るか」を自分で見極めることになる。怖さに負けて序盤で使い切ってしまう人も出てきそうにゃ。

精神力が0になると、こちら側が悪霊になる
異界では様々な悪霊が襲いかかってくる。対処法はひとつではなく、選択肢から行動を選ぶ、相手の攻撃を回避する、こちらから攻撃して撃退する、といった手が用意されている。逃げるだけのホラーではないわけだ。
そして緊張感を生んでいるのが精神力のパラメータ。これが0になると、自身も悪霊となって異界に取り込まれてしまう。追いかける側が追われる側に転落する仕組みで、「猫の手」の3回をどこに配分するかは、この精神力との相談になりそうにゃ。

1周15分、エンディングは3種+α
ボリュームはストアページに明記されている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1周のプレイ時間 | 約15分 |
| 総プレイ時間 | 60分〜90分 |
| エンディング数 | 3種+α |
| ジャンル | アドベンチャー |
| プレイ人数 | シングルプレイヤー |
1周15分に対して総プレイ時間が60〜90分ということは、4〜6周してようやく全部見える設計。周回して分岐を拾っていくタイプにゃ。Steam実績とファミリーシェアリングにも対応している。

体験版は5月31日から遊べる状態にある
購入前に触りたい人には朗報で、体験版「Help me Cats Demo」が2026年5月31日から配信されている。怖さの手触りと「猫の手」の使い勝手を、自分の手で確かめてから判断できるにゃ。
対応言語に音声は含まれていない
ここは項目ごとに分けて見ておきたいところ。対応言語は4つあるけれど、フルオーディオはどの言語にも表記がない。
| 言語 | インターフェース | フルオーディオ | 字幕 |
|---|---|---|---|
| 日本語 | ✔ | — | ✔ |
| 英語 | ✔ | — | ✔ |
| 中国語(簡体字) | ✔ | — | ✔ |
| 韓国語 | ✔ | — | ✔ |
日本語を含め、読める範囲は画面表示と字幕までということになる。動作環境のほうは、個人開発のホラーとしては素直な水準にゃ。
| 項目 | 最低動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 10/11(64bit) |
| プロセッサー | Intel Core i7-4770 |
| メモリー | 8 GB RAM |
| グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 970 |
| DirectX | Version 11 |
| ストレージ | 2 GB |

実況は「歓迎します」、ただしSPだけは伏せて
配信・動画投稿については、ストアページで明快に「歓迎します」と書かれている。企業・個人を問わず連絡不要、収益化も問題なし。条件は、配信・動画のタイトルに『猫の手は救いの手』と入れることと、概要欄にストアページのURLを記載することの2点だけだ。
例外がひとつあって、BadEnd・NormalEnd・TrueEndを回収したあとに解放されるエンディング集のおまけ(SP)は、ネットワークへの掲載が禁止されている。ただし該当部分の画面を隠せば配信・投稿しても構わない、という但し書きも添えられている。ホラーは実況と相性がいいジャンルだけに、開発側の線引きがはっきりしているのはありがたいにゃ。


価格も発売日も、まだストアには出ていない
ひとつ補足しておくと、2026年7月17日時点でSteamストアページの表記は「近日登場」のまま。具体的な発売日も価格も掲載されていない状態にゃ。発売が近いのは間違いなさそうだけれど、日付を確定情報として扱うのはまだ早い。
AquaEternity はこれまでにも『恐怖の採点 -Score the Fear-』や『手遅れの森 -Too Late Forest-』といったホラー作品をSteamでリリースしてきたサークル。短時間で回せるホラーを作り続けてきた流れの延長線上に、今回の「猫の手」がある。
怖いのが苦手でも、3回ぶんの逃げ道が用意されている。屋敷の奥で待っている白い飼い猫のところまで、その3回をどう配分して辿り着くか——遊ぶ側に委ねられているのはそこだけにゃ。
関連記事
『Carnival Hunt』最後のオープンプレイテスト開幕、7月23日の早期アクセスへ最終調整
1体のモンスターvs5匹のウサギで遊ぶ非対称ホラー『Carnival Hunt』が、7月3日から6日まで最後のオープンプレイテストを実施中。7月23日にはSteam早期アクセスが控えているにゃ。
モンスターと“ふたりぐらし”ホラー『FEED IT』8月17日配信決定―PSX風の極限同居生活
腹を空かせた怪物に料理をふるまい、時に盗み食いで自分の英気を養う。Games On A Chairが手がける一人称PSX風心理ホラー『FEED IT』が2026年8月17日にSteamへ。日本語にも対応するにゃ。
地図から消された旧校舎へ。廃墟探索ホラー『白栄大学 0号館』が静かに刺さる
廃部寸前の心霊サークルが、地図から消えた旧校舎「0号館」を取材する探索ホラー。カメラで心霊現象を撮りながら真相へ——個人開発スタジオ・ノイスキットの初商業作をまとめたにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。