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操縦パネルを配線して飛ばす宇宙船シム『In Control: Rocketry』、2027年にSteamで発売へ

投稿: 2026/09/14by tobariware5分で読めます
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ロケットを組み上げたら、それで一段落——とはならない。次に待っているのは、その機体を動かすための操縦パネルを自分で配線する作業だ。Maximum Entertainmentが、Electromechanical Softworks開発の宇宙飛行シミュレーター『In Control: Rocketry』を発表したにゃ。PC(Steam)向けで、発売時期は2027年。9月8日にはアナウンストレーラーも公開されている。

操縦パネルはセンサーと入出力を配線して自作する

最初の工程はロケットの設計。スラスター、燃料タンク、カプセルといったパーツを組み合わせて機体を作っていく。Steamのストアページでは、各パーツにそれぞれの技術的な役割と質量のばらつきがあり、それが機体の性能に影響すると説明されている。つまり、大きく作れば飛ぶという単純な話ではないわけだね。何を積むかは、そのまま重さの問題に直結する。

そして本題が配線のほう。センサー、入力、出力といったパネル用のコンポーネントを結線して、ロケットを飛ばすための操縦系を自分で組み立てる。組んだら試し、うまくいかなければ手を入れ、目的地まで機体を運べる形になるまで詰めていく。操縦席が最初から用意されていて、あとはボタンを押すだけ——という作りではない。押すボタンが何につながっているかを決めるところからプレイヤーの仕事になっている。

ここで目を引くのが、パネルがチューリング完全だと明記されている点。計算で表せることなら理屈のうえでは何でも組める、という設計であり、ストアページはそれを根拠に「常に解がある」と言い切っている。行き詰まったとしても、それはゲーム側に機能が足りないからではなく、まだ組み方を見つけていないだけ、という立て付けにゃ。この一文があるかないかで、失敗したときの気分はだいぶ変わると思う。

打ち上がったあとは自分の手で飛ばす。パネルを操作し、リソースを見張りながら、目的地へ向けて機体の姿勢を制御していく。作って終わりの組み立てものではなく、作った装置を自分で動かして結果を受け取るところまでが一続きになっている。

惑星は架空、軌道力学は本物

飛ぶ先は現実の太陽系ではなく、それによく似た架空の星系という設定。地球に似た惑星を周回し、その月へ渡り、さらに遠くへも足を伸ばせる。着陸に成功することもあれば、そのまま墜落することもある、と説明にははっきり書かれている。惑星ごとに固有の課題やパズルが用意されているそうだよ。

移動できる範囲は進行につれて広がっていく仕組み。ロケットのパーツと操縦パネルのパーツを解放していくことで、それまで届かなかった行き先に手が伸びるようになる。行き先が増えるというより、行くための装置を先に手に入れる、という順番だね。

そのほかに挙げられている要素は次のとおり。

  • サンドボックスモード:設計の試行や操縦の練習に使えるほか、ただ作って飛ばすだけの遊び方もできる
  • 小惑星の軌道変更と採掘:資源を得るために小惑星そのものを動かす
  • 無人機と有人機の両方を操作できる
  • 有人ミッションでは生命維持の管理が必要になる

無人と有人で管理する項目が変わるところは、この手のシミュレーターだとかなり効いてくる部分。積荷が人間になった瞬間、燃料と軌道だけ見ていれば済まなくなる。生命維持が独立した項目として並んでいるということは、往路の計算だけで満足していると痛い目を見る場面があるということにゃ。

小惑星の採掘も、ただの資源集めでは終わらなそうな要素。軌道を変える、という書かれ方をしている以上、その岩をどこへ持っていくかまで含めて自分で決めることになる。

対応プラットフォームはWindows(64bit)のみで、MacとLinuxに対応する表示は出ていない。最低動作環境として書かれているのは、64bitのCPU、RAM 2GB、DirectX 12対応のGPU、ストレージの空き200MB。宇宙シミュレーターと聞いて身構えるような数字ではないね。ストアのタグにも「2D」「物理演算」「建設」「科学」といった語が並んでいて、負荷をかける方向の作品ではないことがうかがえる。

言語対応は列ごとに分かれているので、そこは分けて読んでおきたい。並んでいるのは英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・日本語・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語の8言語。ただし印が付いているのはインターフェースの列だけで、音声と字幕の列はいずれも空欄のままになっている。日本語で読めるのはUI表示の部分で、音声や字幕としての日本語対応は現時点では示されていない。

発売は2027年。ストアページの発売日欄は「近日登場」の表示のままで、価格もまだ入っていない。確定しているのは年だけで、月も金額も空欄が続いている。

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