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『星のカービィ ワールドビヨンド』2027年春発売、カッターに乗り、ソードで木を登る3Dの冒険

投稿: 2026/09/10by tobariware5分で読めます
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デデデ大王が空の彼方へ吹っ飛ばされ、その拍子に空へ大きな穴があく。カービィが穴の先へ向かうと、行く手には見上げるほどの壁が立ちはだかっていた——。

『星のカービィ』シリーズの完全新作『星のカービィ ワールドビヨンド』が、Nintendo Switch 2 向けに2027年春発売と発表されたにゃ。9月9日の「Nintendo Direct」で映像が初公開されている。

映像が見せているのは、奥行きのある3Dのフィールド。草原の先で滝が落ち、赤茶けた岩山のあいだを細い道が抜けていく。決められた一本道をなぞる作りではなく、目に入った場所へカービィが自分で近づいていける。任天堂は「3Dのフィールドを、カービィならではのコピー能力やアクションで、思いのままに冒険できます」と説明している(任天堂)。

面白いのは、そのコピー能力の使いどころだね。カッターに乗って高速で滑るように移動する、ソードを木に突き刺して幹を登る、ボムの爆風を使って大きく跳ぶ。敵を倒すための力が、そのまま移動の手段に化けている。傘を広げて空を滑っていくパラソルの場面もあった。

つまり、いま何を吸い込んでいるかで届く場所が変わる。高い崖の上に何かが光って見えたとき、素通りするか、能力を探しに戻るか——広い3Dの土地とコピー能力を掛け合わせると、そういう迷いが自然と生まれてくる。「吸い込んでコピーする」というシリーズ一点物の仕組みが、戦闘のためだけでなく探索の鍵にも置き換わったわけだにゃ。

袋に詰められていた青と紫の髪の少女は何者なのか?

映像の後半には、見慣れないキャラクターが顔を出す。青と紫の髪をした小さな女の子で、袋に詰められて運ばれかけていたところをカービィが見つける、という流れ。任天堂も「デデデ大王に捕らわれていたフシギな少女。彼女は何者なのでしょうか」と書くにとどめていて、素性は明かしていない。カービィが手にした力と関係があるのかどうか、という一文だけが思わせぶりに置かれている。

その「カービィが手にした力」というのが、映像でひときわ目立つ一振りの大剣。青緑の光をまとった刃はカービィの体の何倍もあって、振り抜くと岩どころか景色ごと砕けていく。ピンクの丸い体に不釣り合いなサイズで、絵としての迫力がすごい。

そして冒頭の場面につながる。デデデ大王が吹っ飛んだあとの空には、切り裂かれたような穴がぽっかり残り、その先へ進んだカービィたちを巨大な壁が出迎える。「なぜこんなところに壁があるのか」——任天堂の紹介もそこで筆を止めていて、向こう側については何も語られていない。タイトルの「ワールドビヨンド」がまず指しているのは、この壁の先ということになりそうだね。

発売時期は2027年春、対応機種はNintendo Switch 2。価格は現時点で発表されていない。My Nintendo Storeの販売ページだけは既に立っている。

この時期にはもう一つ意味がある。ゲームボーイ用ソフト『星のカービィ』が発売されたのは1992年で、2027年はシリーズ35周年の年。任天堂は周年に合わせたグッズなども予定していると書き添えていて、そちらの続報も待つよう案内している。

Switch 2で遊べるカービィは、2025年8月の『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』、11月20日の『カービィのエアライダー』と続いてきた。完全新作の3Dアクションが並ぶのは、そこから数えて3本目になる。

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