Morrowind風オープンワールドRPGが早期アクセス開始―『The Lantern of the Laughless Saint』レビュー約88%が高評価
早期アクセスが始まって2日目のRPGに、もう394件のレビューが付いている。
NerveLabsが手がけるオープンワールドRPG『The Lantern of the Laughless Saint』が、8月17日にSteamで早期アクセスを開始した。8月19日時点のレビューは394件中346件が高評価、割合にして約88%で、ステータスは「非常に好評」。開発元が公言しているインスパイア元は『The Elder Scrolls III: Morrowind』で、その名前を出すだけあって、道しるべを立てない作りになっている。
同じ悪夢を見た者たちが引き寄せられ、静かにそびえる塔を戴いた孤島にたどり着く——ストアページが説明する導入はそんな具合だ。プレイヤーはその島を自分の足で歩き、噂を追い、同じ夢を共有する住人たちと話しながら、何が現実で何が妄想なのかを組み立てていく。塔へ入り込む近道を見つけたり、寄り道の途中で別の物語につまずいたり、という進み方になる。
クエスト設計について、開発元は「ほとんどのクエストに複数の解決法がある」と明記している。挙げられている選択肢は、慈悲・暴力・妥協・欺瞞の4つ。どれを選んでもクエストは進むけれど、その選択は「The Amphitheater」と呼ばれる要素に反映され、島の住人たちの行く末を左右する仕組みらしい。誰を助け、誰を切り捨てたかが、そのまま席の埋まり方になる、という言い方をしている。
戦闘は複数の武器種を使い分ける近接主体のもので、そこに呪文作成と錬金術が乗る。この2つは正式版に向けて拡張が予定されている項目でもある。


50以上のクエストと30〜40時間の遊びごたえ


早期アクセスの中身が薄くないのが、この作品の目立つところにゃ。開発元が挙げている現時点の収録量は、50以上のクエスト、60種類以上の敵、100点を超える装備品。メインクエストは最初から最後まで通してクリアでき、やり込んでのコンプリートには30〜40時間を見込むとしている。
早期アクセス期間は1年未満を予定していて、その間は1〜2週間ごとにアップデートを出す方針。正式版までに新しい敵・エリア・装備・クエストが加わり、呪文作成と錬金術、それに釣りの各システムが拡張されるという。フィードバックの窓口としてはDiscordとSteamのフォーラムを挙げ、早期アクセスのプレイヤーがゲームの性格を形づくることになる、と書いている。
なお価格については、早期アクセス終了後に引き上げる可能性があると明言されている。今の値段が最後まで据え置かれる保証はない、というのは早期アクセス作品ではよくある注意書きだけど、ここも例に漏れない。
同じ8月には、8年かけてひとりで作られた2DのMMORPG『Soul's Remnant』も早期アクセスに入っていて、レビューの伸び方を追いかけると対照的だ。
全編協力プレイ対応、でも言語は英語のみ
もうひとつの売りが協力プレイ。オンラインでゲーム全体を一緒に遊べるほか、画面分割・共有画面にも対応し、Remote Play Togetherも使える。上で書いた選択の結果はパーティ全体に効くので、誰かひとりの判断が全員の島の姿を変えることになる。コントローラーは部分対応という表記。
一方、言語まわりは日本のプレイヤーには厳しい。対応言語は英語のみで、インターフェース・音声・字幕のすべてが英語だけ。日本語は現時点でどの項目にも入っていない。噂話や日誌の断片を読み解いて進む作りなので、英語の量はそれなりに読むことになりそうだね。
動作環境は控えめで、最低要件はWindows 10以降の64bit、Core i5-4460相当のCPU、メモリ8GB、GeForce GTX 970相当のGPU、DirectX 12、ストレージ8GB。対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxの記載はない。
価格は2,600円。リリース記念セールで10%オフの2,340円になっていて、この割引は8月24日で終了予定となっている。
セールが終われば2,600円に戻り、正式版に届くころにはその2,600円もまた別の数字になっているかもしれない。
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