『グッドヘヴン!』9月16日Steam早期アクセス―職業なしの6ツリー育成、最大8人で浮遊島を復興
神様が世界を作りかけて、途中で盛大にやらかして放り出した。その後始末を押し付けられるのが「選ばれし者」——つまりプレイヤーにゃ。空に浮かぶ島々、崩れかけた街、危険な遺跡、そして不満だらけの住民。トルコ・イスタンブールのNowhere Studiosが作るオープンワールドのクラフト&建築RPG『グッドヘヴン!』が、9月16日にSteamで早期アクセスを開始する。アジア圏のパブリッシングは2P Gamesが担当している。
舞台のザント=ラールは、神「ラール」が残していった浮遊島の世界。島は自動生成され、島ごとにモンスターも文化も資源も、起きる災害まで違う。移動手段は自分の宇宙船で、島から島へ渡っていく構造になっている。
やることは大きく二本立て。ひとつは街の復興で、クエストを受けて住民のもめごとを片付けると集落が育ち、新しい住民や施設が開いていく。集落をレベル3の都市まで引き上げるとワープ地点が建てられるようになるなど、街づくりが移動の快適さにも跳ね返ってくる作りだね。
もうひとつが自分の拠点。資源を集めて土地を切り開き、作業場や農場を置き、間取りを整えて飾り付ける。装備を強化するための設備もここに集まる。ソロでも成立するけれど、想定されているのは最大8人のオンライン協力プレイのほう。誰がダンジョンに潜って誰が石を運ぶかで揉めるところまで含めて設計されている、と開発元は書いている。


戦闘3本・生活3本、6つの技術ツリーで育てる
育成は職業制ではなく、6本の技術ツリーを好きに伸ばしていく形。戦闘寄りが3本、生活・探索寄りが3本という内訳になっている。
戦闘側は、軽量・重量武器と防具で正面から殴る「戦闘」、短剣と弓で機動力と精密さを取る「策略」、炎・氷・電撃をまとめた「魔術」。生活側は、農業や灌漑・料理・大工仕事を扱う「生活基盤」、製錬・釣り・採集・移動術が入る「探索」、織物や宝石細工・醸造で装備と能力値を広げる「影響力」。島を渡るための航行技術も探索ツリーの中に項目として並んでいる。
戦っても畑を耕しても釣りをしても、伸ばした先が自分の遊び方になるという設計。職業の枠を最初に決めさせないタイプの作りは、8年かけて個人開発された2DのMMORPG『Soul's Remnant』もクラスの概念そのものを置かなかった。
サバイバル要素はあるものの、ゲージに追い立てられるゲームではない。食べ物は「食べないと死ぬ」ための数値ではなく、能力を強化するために使う仕組みになっている。探索や建築の途中で腹ペコゲージに呼び戻される、という中断が起きない方向へ寄せた設計だ。
そのぶん時間を使えるのが、釣りや農業、料理、製錬といった生活側の遊び。素材を集めて加工し、より強い装備を作って、次の島の奥へ進む。準備を整えて出かける、というリズムが土台にある。
危ないほうも用意されている。ダンジョンには固有のギミックと奇妙な生き物、そしてボス。お菓子に目がないトロールや、ラールの巨大なフォークとナイフを本物の武器に仕立て直してしまった欲張りなトロール「山の王」なんてのも待っている。



価格は未定、早期アクセスは最低3か月
現時点でストアページに価格は載っていない。ただ開発元は早期アクセスの説明で、早期アクセスの前後で価格を変える予定はないと書いたうえで、期間が長引いて内容が大きく増えた場合には値上げの権利を残しておきたい、とも明記している。期間の見込みは最低3か月で、フィードバック次第で延びる可能性がある、という書き方。
9月16日の時点で入るのは、クラフトと建築のひととおり、ダンジョン、戦闘、そして物語の序盤まで。その後は新しい島・物語・モンスター・ボス・技術ツリーの拡張が予定されており、手応えを求める人向けにサバイバルモードを追加する計画も挙がっている。対応OSはWindowsとmacOSの2つ。
日本語まわりは項目ごとに分かれていて、インターフェイスと字幕は日本語に対応するが、フル音声が付くのは英語のみ。中国語(簡体字・繁体字)も同じく画面表示だけの対応になる。



無料の体験版は今もSteamで公開されていて、8月21日の更新で日本語・中国語版が入った。ボリュームは終わりまで3〜4時間ほどあるものの、遊べるのは1つの島の単一バイオームだけで、島を渡る航行はまだ開放されていない。
その体験版のマップには、どこにも繋がっていない港が置かれている。開発元は「あれには理由があってそこにある」とだけ書いた。理由が判明するのが9月16日ということになる。
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