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『The Legend of California』早期アクセスは2027年へ Alpha 3の性能問題が原因とカプラン氏

投稿: 2026/10/26by tobariware約7分で読めます
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「本来の計画では、今ごろはもう早期アクセスに入っているはずだった」。

Kintsugiyamaのゲームディレクター、Jeff Kaplan氏は10月25日、Redditのr/pcgamingで開いたAMA(質問会)でそう答えた。元Overwatchのメンバーが集まったスタジオで作っている、ゴールドラッシュ時代のカリフォルニア島を舞台にしたマルチプレイのサバイバルFPS『The Legend of California』。その早期アクセス開始は、当初予定していた2026年から2027年に移っている。

スタジオがAMAのスレッド冒頭でも「ベータと早期アクセスの開始は来年(2027年)を予定している」と書いていて、2026年内の配信がないことははっきりした形だね。

延期そのものは、実は今回が初出ではない。8月16日、公式Xアカウントはユーザーの「早期アクセスはまだ2026年予定?」という質問に、短くこう返していたんだ。

文面は「早期アクセスは2027年の早い時期にずらした」。ただ、これは個別の返信だったので、大きく告知された形ではなかった。AMAで開発者自身が経緯を説明したことで、ようやく理由まで含めて見えてきたにゃ。

Steamのストアページは今も発売日欄が「近日登場」のままで、2027年のどの月かといった具体的な日付はまだ出ていない。

Alpha 3が非力で2027年に延びた

Kaplan氏の説明では、延期のきっかけは最初の公開アルファテストだった。

最初の「公開アルファ」はAlpha 3という名前だった(ややこしくてごめん)。これに性能の問題があって、リリースできる水準に達しているとは感じられなかった。それでリリース計画が丸ごと崩れて、早期アクセスを2026年から2027年へ動かすことになった。

AMAでのKaplan氏の回答より(日本語訳)。横でテクニカルディレクターのTim Ford氏が「お金が尽きたら(出す)!」と冗談を言った、という一言も添えられていた。

別の質問では、いまの課題をもっと具体的に語っている。

地味な話だけど、早期アクセスの前に達成したいサーバー性能の目標値がある。2026年から2027年へずらしたのはそのため。機能やコンテンツの面では手応えを感じている(完成しているという意味ではなく、スケジュール的に順調という意味で)。

つまり遅れているのは中身ではなく、大人数を同じサーバーで動かす土台の部分ということになる。その難しさは、Ford氏の回答から数字で伝わってくるよ。

  • 100人のサーバーには、たいてい600体以上のNPCがいて、これをシミュレートして各プレイヤーへ送る必要がある
  • 1サーバーの同時接続人数は、アルファを重ねるごとに30人→50人→90人→100人と引き上げてきた
  • 島の広さは80平方キロメートル以上。どの木も切り倒せて、数百の拠点(Stronghold)があり、ボクセルで掘れる鉱山付きの牧場をほぼどこにでも置ける
  • これを担当するエンジニアは十数人ほど。スタジオ全体でも33人のチーム

Ford氏は同時接続について「150人までは行けるとかなり自信がある」とも答えている。いちばんの壁はスクリプト用の仮想マシンの最適化で、島が混みすぎるのは「300人あたりだろう」という見立てだった。

ネットコードは「Overwatchと似たモデル」で、操作はクライアント側で先読みして処理する作りだという。違うのは通信量で、画面内に存在するものの量がOverwatchとはまるで違う。これも今後削っていく対象に挙げられていた。

2027年早期アクセスの中身と後回しは?

AMAでは、2027年の早期アクセス開始時点で何が入り、何が後回しになるのかについても、2人がかなり率直に答えている。主なものを並べるとこうなる。

項目AMAでの回答
家庭用ゲーム機早期アクセス中は出す予定なし。需要があればいずれは出したい
Mac出す予定なし
Linux(ネイティブ対応)早期アクセス時点ではおそらく無し。Steam Deckでは動くようにしたい
GeForce NOWNVIDIAと話し合っている最中
コミュニティサーバー/MOD対応予定。段階的に導入していく
ペット・動物の繁殖いずれ入れたいが、早期アクセス開始時には間に合わない
フォトモード早期アクセス開始時にはおそらく無し
列車早期アクセス版の範囲外
ビジネスモデル未確定。買い切り型になる可能性が高い

コミュニティサーバーについては、Kaplan氏が「確約ではない」と断ったうえで3段階の構想を挙げていた。最初はサーバーに入れる人を管理できるようにし、次に夜の有無や伐採量の倍率といったゲーム設定をいじれるようにし、最後に本格的なMOD対応へ進む、という順番だね。

早期アクセス後の運営は、毎月サーバーをリセットするのが前提。小さな改善だけの月もあれば、大きな機能を足す月もあるそうで、「33人のチームなので、どのペースで出せるかを見極めるのも早期アクセスの一部」という言い方をしていた。鉱山については、以前は落盤と坑道の支柱のシステムが丸ごと入っていた時期があり、いつか戻したいとも話している。

音声は「ボイスを付ける予定はない」という回答だった。Steamの対応言語は今のところ英語のみで、日本語には対応していない。

早期アクセスまでのつなぎとして、次のテスト「Alpha 5」の日程も決まっている。Kintsugiyamaの告知によると、期間は11月13日午前3時から11月19日午前3時まで。スタジオは「これまでで最長のプレイテスト」としている。

過去のアルファに参加した人は自動で参加でき、Steamページで参加申請した人からも新しく招待を増やすそうだ。9月に行われたAlpha 4では、新しい拠点や作り直した海岸が加わっていた。

📄 9月18日から第4回アルファテスト ― 元Overwatch総監督の西部サバイバルFPS『The Legend of California』

Kaplan氏はAMAのなかで、Alpha 5の前にグループ向けの新機能を発表するとも予告している。敵の新しいバリエーションや、斧で倒すチャレンジもこのテストで入るそうだ。

AMAが始まった時点で、Alpha 5の開始まで残り19日。早期アクセスの開始時期として決まっているのは、「2027年の早い時期」という一言だけにゃ。

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