『Frostrail』クローズドβが8月31日開始、登録受付は7月20日から――装甲蒸気機関車で氷の廃墟を渡る協力FPS
吹雪が止まらない世界で、唯一動いているものが自分の乗った機関車だけ――そんな状況を最大4人で分担するFPSが、いよいよ大勢の手に渡るにゃ。開発元のFakeFishと販売元のShiro Unlimitedは、協力型サバイバルFPS『Frostrail』のクローズドベータテストを 2026年8月31日 に開始すると発表。参加登録はすでに受付中で、Steamストアページのボタンから申し込める。
案内で嬉しいのは、過去のテストに応募していた人の扱い。以前のサインアップ期間に登録済みなら 再登録は不要 で、そのまま選考対象に含まれる(公式の告知)。応募し直して枠を取り逃す、みたいな心配はしなくていいにゃ。

拠点が線路の上を走っている

舞台は、かつての大帝国が「虚無(Void)」との契約によって崩れ、果てない寒さに飲まれた土地。廃墟にはレヴナントや異形の怪異がうろついていて、そこを装甲された蒸気機関車で渡っていくのがプレイヤーの役目だ。乗員は〈Penitent Gardeners〉と呼ばれる存在で、呪われたものを浄めながら凍てついた荒野の奥へ向かう。
機関車は避難所というより生命線そのもの。中枢の「Eden Engine」に燃料を入れ、出力を管理し、運転して距離を稼ぐ。そして進むほど旅は重くなるので、壁を補強し、武器ステーションを作り、エンジンを強化する。車両を増結してクラフト台や倉庫を積めば、寒さと外の恐怖に対抗する“移動する砦”になっていく仕組みにゃ。

列車を降りた瞬間から賭けが始まる
線路の外に広がるのは、氷と時間に封じられた死んだ世界。物資を求めて廃集落を漁り、雪に埋まった残骸をこじ開け、より深く危険な地下へ潜れば見返りも大きくなる。ただし一歩離れるたびにリスクが増していく作りで、貴重な物資のために死を賭けるか、安全を取って手ぶらで戻るかの選択が常につきまとう。戦闘は近接と銃火器を混ぜて組み立てるスタイルだ。


ソロでも遊べるし、オンライン協力プレイなら最大4人。運転・整備・探索・迎撃と役割が自然に分かれるタイプなので、少人数のフレンドと予定を合わせる遊びに向いていそうにゃ。
テスト前史――11月の少人数から、10万件の応募まで
いきなりのβではない。開発チームは2025年11月にごく限られた人数でプレイテストを実施し、運転・探索・クラフトという核が機能することと、ビジュアルの方向性が好評だったことを確認している。一方でチュートリアルの薄さ、3D空間での敵AI、快適性やアクセシビリティは課題として持ち帰った、と自ら書いている。
続く2026年4月からの初のクローズドプレイテストでは応募が 10万件超 に達し、期間中にSteamのウィッシュリストが 40万件 を突破。反響を受けてテスト期間は5月4日まで延長された。その後の開発報告では、新しいチュートリアルレベルの追加、レベル間で引き継がれる進行度、出口が複数あるレベル、ダンジョンのモジュール刷新と照明改善、ツンドラバイオームの拡張、そして障害物撤去の流れに列車防衛の遭遇戦を組み込む変更などが挙がっている。今回の8月31日のβは、その積み上げを大人数で叩く回ということになる。

製品版は年内後半、日本語は現時点で見当たらない
正式な立ち上がりは早期アクセスからで、対応はWindows PC。Steamストアページの記載を項目ごとに拾うと、こうなる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発 / 販売 | FakeFish / Shiro Unlimited |
| 早期アクセス開始 | 2026年 Q4(予定) |
| 対応プラットフォーム | Windows |
| プレイ人数 | シングルプレイ、オンライン協力(最大4人) |
| 対応言語 | 英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語・簡体字中国語 |
| 音声対応 | ストアの表では「フルオーディオ」に印が付いた言語はなし(インターフェースと字幕のみ) |
| その他 | Steam実績、ファミリーシェアリング対応 |
日本語は上の7言語に含まれていないにゃ。価格も執筆時点では公開されていない。気になるなら、まずはウィッシュリストとβ登録を押さえておくのが現実的なところ。


深海の潜水艦で理不尽な事故と戦わせてきたFakeFishが、次に用意したのは氷上の機関車。閉じた乗り物をみんなで維持するという骨格は確かに地続きで、それが一人称視点の雪原に置き換わったとき何が起きるのか――8月31日、そこが試される。
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