椅子だらけの異空間をさまよう探索ホラー『Liminal Shroud』9月4日発売決定
夜中にふと目が覚めて、家じゃない場所を歩いている気がする——そんな“見覚えがあるのに知らない”感覚をまるごとゲームにしたような一本が、いよいよ発売日を迎えるにゃ。ソロ開発スタジオ Everdeep Studios の一人称探索ホラー『Liminal Shroud』が、2026年9月4日(日本時間/世界時間では9月3日) にPC(Steam)で発売されることが明らかになった。
“バックルーム風”の異空間をただ歩く


本作の舞台は、いわゆるリミナルスペース。誰もいない廊下、蛍光灯だけがついた広間、どこまでも続くカーペット……ネットミーム「The Backrooms」で一気に広まった、あの“現実の裏側にすべり落ちたような空間”だにゃ。公式は「Backrooms」や「The Thompson Extension」といったネット発の怪談を発想源に挙げている(公式サイト)。
プレイヤーはこのシュラウド(Shroud)と呼ばれる異空間をさまよい、空間や置かれた物に触れながら、少しずつ“ここが何なのか”という手がかりを集めていく。オブジェクトが別の空間への入口になっていたりと、現実がじわじわほどけていく感覚が売りにゃ。


追いかけてくる敵はいない。あるのは“座れる椅子”
ホラーと聞くと身構えるけれど、『Liminal Shroud』にはモンスターの追跡も戦闘も、時間制限もない。公式が明言しているのは、あくまで雰囲気と探索、そしてテキストに頼らない視覚的なパズルで進む静かな恐怖、というスタイルにゃ。
面白いのが、この“何もなさ”を逆手に取ったこだわり。ゲーム内のほとんどの椅子に腰かけることができ、大きなソファでは座る位置まで選べる。プレイヤーが自由に「ちょっと休む」ことができてしまうのに、リミナルスペースという場所柄、座っても一向に安心できない——この既視感と居心地の悪さのギャップが、本作ならではの持ち味になっている。


70〜80年代のアナログホラー調
ビジュアルは1970〜80年代を思わせるレトロで色あせた質感で、ノスタルジックな不安をあおる“アナログホラー”寄りの雰囲気。手づくりで組まれた空間ひとつひとつに物語の断片が仕込まれ、映像だけでなくサウンドデザインが体験の芯になっているのも特徴にゃ。配信者からも音の作り込みが評価されているという。
FOV・明るさ・感度スライダーやコントローラー対応、キー配置の変更、章ごとのオートセーブなど、遊びやすさ周りもきちんと用意されている。点滅表現があるため、光過敏の注意書きも添えられているにゃ。
デモは第5章まで公開中、評価は上々
全10章構成のうち、現在は第5章までを遊べるデモがSteamで配信中。このデモがすでに好評で、ユーザーレビューの約9割が「非常に好評」を付けているというから、9月の製品版はなかなか期待していいにゃ。まずはデモで、あの“現実の裏側”の空気を確かめてみてほしい。


派手なジャンプスケアで驚かせるより、「なんでこんなに見覚えがあるんだろう」というじわっとした違和感でじっくり浸らせてくるタイプ。深夜に一人、ヘッドホンで静かな恐怖にどっぷり沈みたい人にこそ刺さる一本になりそうにゃ。発売は9月4日、それまではデモで“シュラウド”の入口をのぞいておくのがおすすめだにゃ。
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