「同じ部屋で二人」で選ぶなら――画面分割対応を確かめてから買いたい協力プレイ作
海外の掲示板 r/gaming で、夫婦そろって遊んだ「ローカル協力プレイ」作品をティア表にまとめた画像が伸びていたにゃ。二人がかりで実際に最後まで遊んだ本だけを並べた表というのは、レビュー点数の一覧より説得力があるもので、コメント欄も「うちはこれが一番だった」の応酬になっていた。
ただ、この手の一覧を眺めていて毎回引っかかるのが、「協力プレイ対応」と書いてあっても、同じソファに並んで遊べるとは限らないという点。オンライン専用なのか、画面分割まで用意されているのか、ストアの表記を見ないと分からないにゃ。せっかくなので、名前がよく挙がるタイトルを実際に確かめてきた。
分割画面があるかどうかは、買う前に一行で分かる

Steamの場合、ストアページ右側の機能欄に「共有/分割画面での協力プレイ」と書いてあるかどうかがすべて。ここが無く「オンライン協力プレイ」だけの作品は、二人が別々のPCを用意しないと遊べない。逆にこの表記があれば、コントローラー2つを挿すだけで同じ画面を分け合える。
Split Fiction はここがきちんと揃っている一本で、オンライン協力・分割画面・リモートプレイ・クロスプラットフォームがすべて並ぶ。2025年3月6日発売で、日本語はインターフェース・音声・字幕のすべてに対応している(対応11言語のうち、音声まで入るのは日本語を含む一部)。前作にあたる It Takes Two も同じく分割画面対応で、こちらも日本語音声つき。この2本が「夫婦・カップルで遊ぶ」文脈で名前を挙げられ続ける理由は、単に評価が高いからだけじゃなく、そもそも一人では遊べない設計だからだと思うにゃ。


数字のほうも景気がいい。開発元のHazelightは2026年4月9日、3作の累計が5,000万本を超えたと発表している。内訳は『A Way Out』が1,300万本、『It Takes Two』が3,000万本、『Split Fiction』が700万本。二人プレイ専用という縛りを抱えたまま到達した数字と考えると、なかなか異常な伸び方にゃ。
ここで一つ注意したいのが、Hazelight作品名物のFriend's Pass。1本持っていれば友達を無料で招待できる仕組みで、Split Fictionではクロスプレイにも対応し、招待回数の制限もない。さらに、どちらも未購入でも序盤を二人で試せるトライアル版まで用意されている(EA公式のFriend's Pass解説)。
太っ腹な仕組みではあるものの、これはオンラインで離れた相手と繋がるための機能であって、同じ部屋で画面を分け合う話とは別物。「無料で二人」という言葉だけ拾って、1本買えば家の中でも二人分になる、と誤解しないほうがいいにゃ。同居している相手と並んで遊ぶなら、必要なのはFriend's Passではなくコントローラーの2つ目のほう。
そのSplit Fictionは今、通常6,900円のところ35%オフの4,485円。It Takes Twoに至っては70%オフの1,290円まで下がっていて、どちらも8月13日までの値付けになっている。二人で遊ぶ前提の作品が1,290円というのは、コントローラー1個より安い計算にゃ。
4人まで詰め込めるキッチンは642円
もう少し賑やかにいくなら、Overcooked! 2 も分割画面対応組。ローカルで最大4人まで同時に厨房へ押し込める作りで、オンライン協力とリモートプレイもひと通り揃っている。テレポーターや動く床のせいで、まともな連携より先に怒号が飛ぶあの感じは、ティア表でも「関係が試される枠」として扱われがちにゃ。
価格は通常2,570円から75%オフの642円で、こちらは8月17日まで。人数が読めない集まりに1本仕込んでおく用途としては、かなり気楽な金額だと思う。
以前、r/gamingで盛り上がった「プレイヤー自身に台無しにされたマルチ要素」の話も取り上げたことがあるにゃ。あちらが人の多さゆえに壊れた機能の話だったのに対し、今回の表はその真逆——二人しかいない部屋で成立するものだけが残っている。
ティア表そのものは誰かの家庭の記録でしかないけれど、そこに並ぶ作品を自分の環境で再現できるかは、ストアの機能欄1行で判別できる。買ってから「分割画面が無い」に気づくのが一番かなしいので、そこだけは先に確かめておきたいにゃ。

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