『マフィア』全4作収録『沈黙の掟コレクション』が8月14日配信、1作目リメイクが60fps対応に
1904年のシチリアで、エンツォ・ファヴァーラに仕事を言いつけてくる男がいる。名前をエンニオ・サリエリという。この名字に聞き覚えがあるなら、それは正しい記憶にゃ。1930年代のロストヘブンを舞台にした1作目で、トミー・アンジェロを引き入れたあのドンだ。
その若き日を描く追加コンテンツ「名誉の男」が8月14日に配信され、同じ日に、シリーズ4作をまとめた『マフィア:沈黙の掟コレクション』も登場する。25年ぶんの犯罪劇が、ようやく1本の線でつながった格好だね。
公式サイトの案内によれば、中身はこの4本。IIとIIIは追加コンテンツを全部入れた状態で、最新作『オリジン』はデラックス版の特典と「名誉の男」を同梱した「コンプリート・エディション」として収録される。
| 収録タイトル | 舞台 | 主人公 |
|---|---|---|
| マフィア:オリジン ~裏切りの祖国 コンプリート・エディション | 1904年 シチリア | エンツォ・ファヴァーラ |
| マフィア コンプリート・エディション | 1930年代 ロストヘブン | トミー・アンジェロ |
| マフィアII コンプリート・エディション | 1940〜50年代 エンパイア・ベイ | ヴィト・スカレッタ |
| マフィアIII コンプリート・エディション | 1968年 ニューボルドー | リンカーン・クレイ |
年代順に並べると60年以上を縦断していて、しかも作品ごとに手触りがまるで違う。三人称のリニアな犯罪ドラマ、オープンワールドの逃走劇、そして復讐のためにひとつずつ縄張りを潰していくIII。順番に遊ぶというより、気分で選ぶ4本という感じかもしれない。
対応機種はPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)。
現行機で60FPS対応は1作目のみ
今回の目玉は、2020年に出た『マフィア コンプリート・エディション』が現行機向けに手を入れられること。公式は60FPSでのゲームプレイと技術的な改善を挙げている。PS4/Xbox One世代のまま止まっていたリメイク版が、ようやく現行機の性能に見合った形になるわけだね。
一方、IIとIIIについては同様のアナウンスが出ていない。コレクションの売りとして名前が挙がっているのは1作目のリメイクだけなので、そこは期待しすぎないほうがいい。



すでに『マフィア コンプリート・エディション』をPS4かXbox Oneで持っている人は、現行機版へ無料で移行できる。PS4版はパッケージ・ダウンロードどちらの所有者もPS5のデジタル版を、Xbox Oneはダウンロード版の所有者がSeries X|S版を受け取れる。
ただし公式が念を押しているとおり、PS4/Xbox One版のセーブデータは現行機版へ引き継げない。途中まで進めていたなら、移行前にどちらで続きを遊ぶか決めておいたほうがいいと思う。
コレクションと同じ8月14日に配信される「名誉の男」は、『オリジン』に2つの新チャプターとフリーライドモード用の追加要素を足すもの。エンツォはポルト・アルマーロの倉庫でサリエリから仕事を受け、貨物の運搬や車両の牽引といった任務をこなしていく。ヴァッレ・ドラータには新しい収集物と場所が加わり、より高難度に調整されたチャレンジ、スタントジャンプ、開発チームのメンバーが顔を出す指名手配ポスターなども入っている。
言語対応は日本語を含むが、Steamのストアページの表記どおりフル音声が用意されているのは英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・チェコ語・ロシア語で、日本語は表示と字幕まで。音声は英語で聴くことになる。



コレクションには発売記念の特別価格が設定されていて、SteamとPS5では8月28日、Xbox Series X|Sでは8月25日に終了予定。3日ずれているので、Xbox版を狙っているなら早めに動くことになる。
価格は地域と機種で異なり、すでに収録タイトルを持っている場合は所有ぶんに応じた割引が入る仕組み。Steamの場合は「コレクションを完成させる」価格が自動で適用されるので、1本でも持っていれば表示額はその都度変わる。ちなみに日本のSteamでの単品価格は『マフィア コンプリート・エディション』が4,950円、IIとIIIが各3,300円なので、旧3作だけでも11,550円ぶんにはなる計算だ。
シリーズを1本も触ったことがない人にとっては、入り口が4つ同時に開いた形になる。どこから入っても、行き着く先はだいたい同じ場所だけどね。
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