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乗っ取られたMicrosoftアカウント、ブラジルでの本人訴訟後に資産ごと復旧

投稿: 2026/07/24by 編集部4分で読めます
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二要素認証を有効にしていたMicrosoftアカウントを乗っ取られ、サポートから復旧できないと案内されたブラジルの利用者が、本人訴訟を経てアカウントのデータと損害賠償を受け取ったと報告した。

2026年7月22日に公開された当事者による最終報告では、購入済みゲームやフレンド一覧なども維持されたという。なお、Microsoftから本件についての公式発表やコメントは確認されていない。

復旧不能の案内から法廷へ

投稿者「Ordo_Liberal」の最初の報告によると、問題が起きたのは2026年4月ごろ。第三者にセキュリティ情報を変更され、Microsoftサポートは不正アクセスを確認したものの、アカウントを復旧できないとして利用を停止したという。

さらに、所有していたゲームについては新しいアカウントで再購入するよう案内されたと説明している。長年積み上げた購入履歴まで失う内容だけに、投稿者はブラジルの裁判所へ提訴したにゃ。

示された事件番号は「0811207-44.2026.8.19.0002」。リオデジャネイロ州司法裁判所は事件番号による公開照会窓口を提供しているが、今回確認できた範囲では事件記録本文を直接取得できなかった。

判決画像に記された「15日」と2,000レアル

投稿者が公開した判決報告と文書画像では、Microsoft側に次の対応が命じられたとされている。

項目判決画像に記された内容
アカウント15日以内に利用停止を解除
不履行時の制裁金1日150ブラジルレアル
制裁金の上限1,500ブラジルレアル
精神的損害の賠償2,000ブラジルレアル
付加分物価調整と法定遅延利息

投稿タイトルなどで使われた「約400ドル」は当時の概算換算額であり、判決画像上の正式な金額は2,000ブラジルレアルとなる。

投稿者は弁護士を雇わず、公的な消費者支援を利用して本人訴訟を進めたと説明。提訴から裁判官との面会、判決までは約2カ月だったとしている。ただし、この期間やMicrosoft側の弁護士数、提出書面のページ数は投稿者自身の申告で、判決文から独立して確認できた情報ではない。

新しいメールアドレスへデータを移行

実際の復旧では、元のログイン状態を単純に戻すのではなく、投稿者が指定した新しいメールアドレスへアカウントデータが移されたという。

維持されたと報告されているのは、ユーザー名、フレンド一覧、購入済みゲーム、Minecraftのキャラクター、約10年前に取得した赤いMINECONマント。損害賠償金についても支払いを受けたとしており、利用環境とデジタル資産が実質的に戻った形だ。

ただし、本件と同じ経緯なら別の利用者も同じ救済を受けられる、あるいは他国の事件を拘束する先例になったとは確認できない。現時点で確かなのは、公開された判決画像と当事者の報告が示す個別事案の範囲まで。アカウント復旧と支払い完了についても、Microsoft側からの確認は出ていない点を添えておきたいにゃ。

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