Xbox CEO、動く『The Elder Scrolls VI』を視察 ― サブタイトルは伏せ字8文字で示唆
作品名のうしろに、アスタリスクが8つ並んでいた。
XboxのCEOであるAsha Sharma氏が現地時間8月11日、自身のXに「Live playthrough of The Elder Scrolls VI: ****** this morning. The scale and grandeur are incredible. The story is even greater.(今朝、The Elder Scrolls VI: ****** のライブプレイスルーを見た。スケールと壮大さが素晴らしい。物語はそれ以上だ)」と投稿した。8年前の告知映像以来、中身がほとんど語られてこなかったタイトルについて、Xboxのトップが「動いているものを見た」と自分の口で言った格好になる。
投稿にあるのは "live playthrough"、つまり誰かがプレイするのを見た、という言い方。Sharma氏自身がコントローラーを握ったかどうかまでは書かれていない。ただ、社内向けとはいえ通しで見せられる状態にはある、という点は読み取れるにゃ。開発の進み具合について、Bethesda側から具体的な数字や時期が示されたわけではない。
8文字の伏せ字、レッドガード説浮上

話題をさらったのは本文の褒め言葉より、伏せられたサブタイトルのほうだった。アスタリスクは8個。ここに実在の文字列が入るなら8文字ということになり、シリーズの地名を数える動きが一気に広がっている。
有力視されてきた舞台はハンマーフェル(Hammerfell)だけど、こちらは10文字で数が合わない。8文字ちょうどで当てはまるのは、ハンマーフェルの民を指すレッドガード(Redguard)や、スペースを抜いたハイロック(HighRock)あたり。とはいえ、投稿者が文字数まで正確に合わせて伏せたという保証はどこにもない。アスタリスクの数が単なる見た目の都合という可能性も普通に残っている。
Bethesdaは本作の舞台も正式タイトルも公表していないため、現時点でどれも憶測の域を出ない。それでも「サブタイトルが存在する」ことを匂わせる形の投稿が公式の立場から出たのは、これが初めてになる。
抗議の赤旗800本、解雇者数と一致
もう一つ、この視察には別の絵がくっついていた。メリーランド州ロックビルのBethesda Game Studios前に、労働組合が抗議行動でよく持ち出す巨大なインフレータブルのネズミが据えられ、その周りに赤い旗が並べられていたという話だ。
CWA傘下のBethesda Game Studios Union(OneBGS-CWA)側の説明によれば、旗は800本で、2025年7月以降に職を失った人ひとりにつき1本という意味づけ。組合員のコメントとして「Microsoftの経営陣が今週オフィスに来ると聞いたので、開発者がどんな影響を受けたのかを目に見える形にすることにした」という趣旨の発言も出ている。オフィス内でも各自の席の外にポスターが貼られ、外すよう言われたあとは風船に置き換えられた、とも伝えられている。
Xbox傘下では今年に入って大規模な人員削減が続いており、ZeniMax系のスタジオもその対象に含まれていた。開発中タイトルへの賛辞と、その建物の外に立つネズミが同じ日に並んだ——受け取り方が割れるのも無理はない構図だと思う。
『The Elder Scrolls VI』が世に出たのは2018年6月、崖の上から荒野を見下ろすだけの短い映像でのこと。以降、正式な舞台も発売時期も明かされないまま、公開素材はこの1本のままだ。
人員削減で揺れた直後にBethesdaが自分たちの現在地をまとめて示した際にも、本作が最優先で進んでいることは改めて確認されていた。そこから数週間で、今度は「動いているところを見た」という証言が出てきたことになる。
サブタイトルが8文字なのか、そもそも文字数に意味があるのかは、公式が名前を出す日まで分からない。分かっているのは、告知から8年目にしてようやく、通しで見せられる何かがBethesdaの社内にあるということだけだ。
関連記事
「Starfield 2」は難しいと元リード開発者、Redditでは3本目のシリーズを抱える開発体制が議論に
Starfieldのリードシステムデザイナーだった人物が、続編を作れるほどの成功ではなかったと語ったにゃ。Redditでは、続編の是非よりもBethesdaが大作3本を回せるのかという話で盛り上がっている。
ZeniMax従業員、4都市6拠点で同時デモ ― Xbox大規模リストラに「静かに消えはしない」
Xboxが3,200人規模の削減を発表してから9日。ベセスダやid Softwareの組合員が北米4都市6拠点で一斉に行進したにゃ。WARN通知から見えた実数と、労組が突きつけた4つの要求を整理する。
Xbox人員削減、1,600人が9月に離職 ― Bethesda組合が退職条件と残る1,600人に反発
7月上旬に通知された1,600人が、9月初旬に本当に職を離れるにゃ。Xbox全体で3,200人という計画の、まだ半分。退職条件の交渉は終わらないまま、TES6とFalloutの現場から人が抜けた影響を問う声が続いている。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。