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牛のふりをして生き延びろ ― 最大8人のマイク鳴き真似対戦『Moo Who?』、8月21日に早期アクセスへ

投稿: 2026/08/05by tobariware5分で読めますAI下書き
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牧場に牛が並んでいる。ほとんどはNPCで、そのうちの何頭かが人間だにゃ。見分ける手がかりは、姿でも動きでもなく——声。SAT Productionsの『Moo Who?』は、プレイヤーの生の発声をそのままゲームの中心に据えたオンライン対戦だ。2〜8人が動物側とハンター側に分かれ、動物側はマイクに向かって割り当てられた家畜の声を出す。牛なら「モー」、鶏なら「コケコッコー」、豚なら「ブヒ」、羊なら「メー」。うまく群れに溶け込めれば生き延びるし、下手くそなら撃たれる。それだけのルールで、たいそう騒がしいことになる。

このゲームがちょっと変わっているのは、マイクが「あると便利な周辺機器」ではなく必須装備として要求される点にゃ。Steamストアページの動作環境欄では、最低仕様のサウンドカード項目にはっきり「マイクが必要」と書かれていて、推奨環境ではヘッドセットマイクが挙げられている。ボイスチャット対応というより、発声そのものが操作系になっているわけだ。

しかも、じっと黙って草を食んでいれば安全、という逃げ道は用意されていない。ストアの説明によれば、声を出すよう求められる場面があり、そこで鳴けなかったプレイヤーは正体が露見する。周りのNPCが一斉に鳴いているなかで自分だけ無言、という状況がどれだけ目立つかは想像がつくにゃ。つまり隠れる側は「バレない鳴き真似」を、緊張で声が裏返りそうな瞬間に絞り出さなくてはいけない。

動物の種類が複数あるのも効いていて、牛・鶏・豚・羊とそれぞれ求められる音域も長さも違う。得意な鳴き真似と苦手な鳴き真似が人によってはっきり分かれるタイプの遊びで、ボイスチャットで友達と遊んだときの「声がひどい」という笑いが、そのまま勝敗に直結する設計になっている。

ハンター側の弾には限りがある

追う側もノーリスクではない。ハンターは銃を持って群れに踏み込むけれど、弾数には制限があり、撃つ前に「これは本物のNPCか、それとも人間か」を判断しなければならない。怪しい一頭を片っ端から撃っていけば、そのうち弾が尽きる。耳で当たりを付け、確信が持てたところで引き金を引く——という手順を踏ませるための制限にゃ。

Steamのカテゴリを見ると、この作品にはオンラインPvPとオンライン協力プレイの両方が付いている。動物側は互いに助け合いながら時間を耐え、ハンター側は疑わしい相手を絞り込んでいく非対称型で、1試合は短くまとまるらしい。パニックと疑心暗鬼、見当違いの告発、そしてひどい鳴き声——ストアページ自身がそう説明していて、要するに配信やパーティーで盛り上がる方向に振り切った作りだ。Steam実績と統計、ファミリーシェアリングにも対応している。

複数人が同じ空間で音を頼りに探し合うゲームという意味では、以前紹介した最大4人協力の月面サバイバルとも通じる騒がしさがありそうにゃ。

📄 月に不時着、最大4人で資源を集めロケットで地球へ―協力サバイバル『Moon Crashers』プレイテスト開始、7月28日配信

対応言語は9つ、それでもストアの発売日欄は「近日登場」のままだ

配信プラットフォームはPC(Steam)で、対応OSはWindowsのみ。macOSとLinuxの対応表記は無い。最低動作環境はWindows 10 64bit、Core i5-7400またはRyzen 3 1200、メモリ8GB、GeForce GTX 1050またはRadeon RX 560、DirectX 11、ストレージ4GB。推奨はCore i5-10400/Ryzen 5 3600にGTX 1060・GTX 1650・RX 580クラスと、いまどきのパーティーゲームとしては軽めの部類にゃ。

対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・日本語・韓国語・ロシア語・簡体字中国語・トルコ語の9種類で、日本語表示にも対応している。ストアページの言語表には音声対応を示す印が付いておらず、あくまで画面表示・テキスト面での対応と見るのが妥当だ。もっとも、このゲームで一番大事な「音声」はプレイヤー自身の口から出るものなので、そこはあまり問題にならないかもしれないにゃ。

早期アクセスでの配信開始は8月21日とアナウンスされている。ただし本稿執筆時点(8月5日)でストアページの表記は「近日登場」のままで、具体的な日付と価格はまだ掲載されていない。買う前に確認したい人は、ストアの表示が切り替わるのを待つのが確実だ。

開発を手がけるSAT Productionsは自らを「情熱と創造力と大量のコーヒーでゲームを作る3兄弟」と紹介する小規模スタジオで、緊張と笑いが生まれるマルチプレイ作品を作ることを掲げている。公式サイトによれば、8月2日の時点でウィッシュリストは3万件を突破。Steamページ公開からわずか3日で5,000件を超えたとも告知されていて、「マイクに向かって牛の鳴き真似をする」という一点突破の分かりやすさが、そのまま注目度に化けている格好にゃ。

隣の部屋に声が聞こえる環境の人にとっては、なかなか勇気のいる一本ではある。

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