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六角マスを渡り歩くデッキ構築ローグライク『NET.CRAWL』が正式版1.0へ、Redditの手応えは

投稿: 2026/08/03by 編集部4分で読めます
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電脳空間の奥へ、白ウサギになって潜っていく。デッキ構築とパズルとローグライクを一枚の六角形の盤面に溶かし込んだ『NET.CRAWL』が、今日8月3日時点ではまだ早期アクセスの身。それが明日、いよいよそこを卒業して正式版1.0になるにゃ。

手掛けるのは3人のフルリモートのチーム、Everyone is Solid。2026年1月30日に早期アクセスを始めてから半年あまり、プレイヤーの声を吸い上げながら磨き続けてきた一本だ。Steamストアページでは早期アクセス中の価格が1,000円で、正式版になると値上げが予定されている。対応はWindowsとmacOS。対応言語は英語・ロシア語・簡体字中国語で、日本語には対応していない(UIも字幕も)。

ふつうのデッキ構築ローグライクなら、手札からカードを切っていく。『NET.CRAWL』はそこがまるごと違う。カードにあたるのは六角形の「ノード」で、プレイヤーはステージに入る前に、どのノードを盤面に敷くかをドラフトしておく。そうして組み上がったマップの上を白ウサギが一マスずつ渡り歩き、踏んだノードの効果がその場で発動する――手札を「引く」のではなく、自分で「地形を引いて」から歩いていく感覚にゃ。

発端になったスレッドでは、往年の『Deus Ex』のハッキング・ミニゲームを引き合いに出す声もあった。あの盤面を渡っていく手触りに、莫大な数の効果とボスを盛りつけた、と言えば雰囲気は伝わるだろうか。早期アクセス開始の時点で通常ノードは150種以上、ミニボス格の「コア」が50種、遺物のように効果を足す「アスペクト」が70種超。踏む順番と配置しだいでコンボが伸び、長居しすぎると“追跡(トレース)”に捕まる。

ノードには色ごとの役割がある。青はデータ、黄はクレジットという二種類の資源を生み、緑は防御から“ルールそのものを少し曲げる”ような小技まで詰まった自前の道具箱。赤は触れると厄介ごとを呼ぶ敵性ノードで、紫の「コア」はそれぞれ固有の能力や勝利条件を抱えた小ボスとして盤面に居座る。色を覚え、順路を設計し、コアの条件をかいくぐる。この一連が毎回まるごと組み変わるのが、このゲームの背骨だ。遊び手いわく、実際には効果の異なる“デッキ”が2つあって、さらにパッシブ効果を解放していける別グリッドまで乗るというから、考えどころは見た目以上に厚い。

「仕事帰りにまったり、には向かない」──交わされた本音

ここからは、正式版を目前にしたRedditのスレッドで交わされた生の声を覗いていくにゃ。まず目立ったのは、この“空間で組み上げるデッキ構築”という発想そのものへの手応えだった。

デッキ構築なんだけど、デッキの代わりに、ランダムでシャッフルされた盤面にマスを置いていく感じ。これがちゃんと成立してる。実際には“デッキ”が2つあって、さらにパッシブ効果を解放できる別グリッドまであるんだ。

別の人からは、値段以上の満足と、敵の仕掛けの豊富さを推す声が続いた。

ひと味違うローグライク・デッキ構築として、値段ぶんの価値は十分ある。空間を移動していく要素が他のローグライクとまるで違うし、敵ごとに出てくる仕掛けの多彩さが本当に面白い。ずっと同じ考え方だけで進ませてはくれないんだ。

もっとも、その「常に適応を迫られる」点こそがハードルになりうる――と、作品を手掛けた側からは、少し意外なほど正直な注釈が返ってきた。

ただ、この“常に適応しないといけない”ところは、多くの「カジュアル」なプレイヤーが好むより歯ごたえのある作りにしている、とは断っておきたい。仕事帰りにまったり、という一本ではないんだ。ゲームの仕組みを“探検”するのが面白いタイプなので。

この釘刺しに、別のプレイヤーがやんわり反論を重ねる。

個人的には、圧倒されるほどじゃなく、ちょうどいい思考量だと思う。「今は集中モードじゃないから無理」みたいな瞬間が一度もなくて、いつ開いても楽しいよ。

賛辞ばかりでもない。遊びの根っこに関わる小さな引っかかりを挙げる声もあった。セーブして一度終了し、また読み込む――という独特の作法についてだ。

セーブ終了→再読み込みの流れは、正直ちょっと妙な気分になる。「いい大人が、なんでこんな手順を踏まされるんだ」って思う瞬間があるし、しかもそれが無制限にできてしまうから、いっそ制限してくれてもいいのに、と思うこともある。

歯ごたえを歓迎する声、身構える声、遊びの手触りに小さな注文をつける声。温度差はあれど、根っこでは「頭を使わせる作りが面白い」という一点で、意見はちゃんと重なっている。その手応えを引っさげて、明日、白ウサギは早期アクセスの檻を出る。気になったなら、値上がり前の今のうちに覗いておくのも手にゃ。

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