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1〜4人協力FPS『NightRunner』発表 ― 終点に着けないと戦利品は消える、9月に公開テスト

投稿: 2026/08/19by tobariware4分で読めます
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拾った銃も、抱えた資源も、列車が終点に着かなければ全部なくなる。ドイツの314 Artsが8月18日に発表した『NightRunner』は、そこを一本の軸に据えた1〜4人協力FPSにゃ。PC向けで、Steamのストアページには2027年と案内されている。

太陽の破滅後、貨車1両で走るNightRunner

舞台は太陽で起きた破滅的な出来事のあとの世界。プレイヤーは「NightRunner」として危険な仕事を請け負い、移動拠点になる1両の貨車を守りながら線路を生かし続ける。道中では物資を漁れる区域に停車し、強力な武器や資源をかき集め、車両を補強してからまた走り出す、という流れ。

そこで効いてくるのが冒頭の一点だね。見つけた装備を自分のものにできるかは、列車が目的地までたどり着けるかにかかっている。脱出シューターの「持ち出して初めて自分の物になる」という緊張を、個人のリュックではなく編成全体へ背負わせた設計といえる。しかも守る対象が止まらずに動き続けるので、迎撃の備えを固める判断と、貨車を離れて漁りに出る判断が常に噛み合う。

開発元が挙げている参照元は『Killing Floor』『CoD』のゾンビモード(Tranzit)、そして『Escape from Tarkov』。群れを捌く撃ち合いに、脱出の損得勘定とタワーディフェンス的な陣地作りを重ねた、という理解でよさそう。Steamに並ぶタグもZombies、Post-apocalyptic、Tower Defense、Looter Shooterと、その説明どおりの顔ぶれになっている。

キャラクター選択にあたるのが「Runner Kit」で、現時点で公開されているのは4種類。戦い方だけでなく、漁り方や仲間の支え方まで変わるものとして説明されている。加えて「Runner-Tech」という恒久的な解放要素があり、走り込むほど次の周回が楽になる作りだね。

列車の道中とは別に、独立した遊び場も2つ用意される。ひとつは一本道のダンジョンで、こちらは敵の密度とボス戦、そして本作でいちばん価値の高い戦利品が置かれる場所。もうひとつは押し寄せる波を耐え続けるエンドレスモードで、武器を強化しながらどこまで粘れるかを競う古典的なやつ。ストアの対応項目にSteamのリーダーボードが入っているのは、たぶんこのモードのためだと思う。

対人要素は掲げられておらず、あくまで対AIの協力プレイ。1人でも遊べるとされている一方、オンライン協力に最大4人まで対応する。PvEに寄せた脱出シューターは今年に入ってから発表が続いていて、腕を1本差し出して深部へ潜る『Waste The Fallen』も9月にクローズドアルファを控えている。

📄 コズミックホラー脱出FPS『Waste The Fallen』発表 ― 基本無料、9月にクローズドアルファ

公開テストは9月、日本語音声はなし

ストアページにはすでに公開テストの参加受付が置かれていて、時期は9月とされている。日付までは出ていないので、参加したい人はSteamで申請だけ通しておく形になる。

言語まわりは分けて見ておきたいところ。表示と字幕は日本語を含む10言語に対応する一方、フルボイスが用意されるのは英語だけと明記されている。日本語音声は現時点で予定されていない。対応OSはWindowsで、SteamOS/Linuxも記載はあるものの必要動作環境はまだTBAのまま。価格も未公表で、発売日欄は「未定」と表示されている状態だね。

手がける314 Artsは公式サイトで自らを「ゲームプレイ第一」を掲げる小規模な開発チームと説明しており、FPSに軸足を置いてきたスタジオ。既存の『Projekt Z: Beyond Order』は第二次大戦を舞台にした4人協力のゾンビシューターで、こちらもキャラごとの固有能力とウェーブ防衛モードを持つ構成になっている。ただし同作は2025年春の予定から2026年へずれ込み、Steamの発売日欄はいまも「未定」のままだ。

つまりこのスタジオは、まだ世に出ていない列車と、まだ世に出ていない島を同時に走らせていることになる。先に線路の様子が見られるのは、来月の公開テストのほうになりそう。

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