PixMofu

トラのおもちゃ鍵盤から始める作曲生活『OFFBEAT』、Steam早期アクセス開始で好評率100%

投稿: 2026/07/23by 編集部5分で読めます
画像

機材はおもちゃ、庭の置物、台所用品。それを片っ端からシンセサイザーとして鳴らし、シーケンサーに突っ込んで曲を組み立てる——そんな音楽タイクーン『OFFBEAT』が、7月22日にSteamで早期アクセス配信を開始したにゃ。開発はロンドンの小規模スタジオWhetstone Games、販売はPantaloon Interactive。配信初日からSteamストアページのレビューは全件が好評、記事執筆時点で68件・好評率100%という気持ちのいい滑り出しになっている。

198X年、持ち物はトラ型のおもちゃ鍵盤ひとつ

舞台は198X年。プレイヤーは駆け出しの作曲家で、手元にあるのはトラの形をしたおもちゃの鍵盤と、中古のシーケンサーだけ。そこから結婚式、フィットネス映像、ファンタジー映画のサウンドトラック、博物館のオープニングと、依頼の内容がだんだん妙な方向に広がっていく。

稼いだお金は中古カタログでの機材購入に回す。歌うガーデンノーム、猫の鍵盤、シュレッダー——楽器と呼んでいいのか怪しい品々が並び、それぞれ1〜2回のアップグレードで音が化けていく。ゲーム内のノートには手に入れた音と使い方のヒントが溜まっていく作りにゃ。

「実はまるごとオーディオ制作ツール」

この作品の芯はそこじゃない。公式サイトいわく「すべての楽器は完全にシミュレートされていて、録音している音楽は本物。このゲームは実のところ、完全なオーディオ制作ツール」。ゲーム内で作った曲は自動でWAVファイルとしてPCに書き出され、共有するのも公開するのも自由という扱いになっている。

口だけではないところが強い。ゲーム内だけで制作されたトラック「Not Your Uncle's Ringtone」は、Pantaloon Records名義で各種ストリーミングサービスに実際のシングルとして配信済み。遊びで作ったループがそのまま音源として成立する、という証明を先に済ませてから世に出してきたわけにゃ。

シンセシスや音作りの基礎を、プレッシャーのない形で覚えられる入口にしたい、という狙いも公言されている。DAWの画面を開いて挫折した経験がある人ほど、この距離感はありがたいはず。

楽器7つ、仕事22件、章は2つ

現時点の中身は、開発元の告知によれば楽器となるオブジェクト7種類、依頼22件、章は2つ。アバターとレコードレーベル名を決めるところから始まる。デモ版から寄せられた意見を反映して、かなり手が入った状態での公開だという。

早期アクセス期間は6〜8か月を想定。月次で楽器や仕事を追加していき、1.0は2027年初頭を目指す。早期アクセス価格は1.0より安く設定されているとのことなので、触るなら早いほうが得にゃ。

買う前に見ておく項目

項目内容
配信開始2026年7月22日(早期アクセス)
価格1,600円 → 1,440円(10%オフ・8月1日まで)
対応OSWindowsのみ(Windows 10以降)
言語インターフェース・音声・字幕とも英語のみ(日本語対応なし)
追加コンテンツNice Cup of Tea/Producer's Handbook(各395円)
体験版あり

日本語には現時点で対応していない。ただ、遊びの中心が「音を選んで並べる」ことなので、英語の壁は依頼文まわりに限られそう。動作要件も控えめで、Core i5 2.2GHz・メモリ4GB・ストレージ1GBと、少し前のノートPCでも視野に入る軽さにゃ。サウンドカードは必須。

猫の鍵盤で好評率100%と聞くと、以前取り上げたデスクトップの猫アプリを思い出すところ。

📄 関連記事を読む →

早期アクセスのロードマップは近日公開予定とされている。ノームとシュレッダーで一曲仕上げて、それが本物のWAVとして残る——その手触りがどこまで伸びるかは、これからの毎月次第にゃ。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。