『Once Human』PS5/Xbox版が配信開始、一人称視点を新搭載――10月には海洋拡張「禁断の島」
救急車を頭に生やした蜘蛛が雨の国道に立っている――そんな怪異が徘徊する世界を生き延びる『Once Human』のコンソール版が、8月26日の午前3時に配信を開始した。対応はPlayStation 5、PlayStation 5 Pro、Xbox Series X|Sの3機種。PC・モバイル版と同じく基本プレイ無料で、開発はNetEase傘下のStarry Studioが担当している。
配信初日の時点で6つのシナリオとPvPスピンオフ1本が遊べる状態にあり、公式の説明では300時間を超えるボリュームがそのまま解放されている。2年以上運営してきたタイトルが丸ごと移ってきた形だね。
コンソール版で新しく入ったのが一人称視点。三人称との切り替えはいつでも自由で、大画面で遊ぶことを想定した追加とされている。銃を構えたときの絵面がまるごと変わるので、同じマップでも印象はかなり違ってくるはず。
描画は4K/60fpsのクオリティモードと、120fpsを狙うパフォーマンスモードの2種類。HDRにも対応していて、PS5 Proでは追加の強化が入る。PS5のDualSenseまわりも作り込まれていて、足元の地形によって振動の質が変わるハプティックフィードバックと、弓を引くときなどに抵抗が変化するアダプティブトリガーが使われる。振動の強さを下げたい人向けの調整項目や、キー配置のカスタマイズも公式のFAQに記載がある。コンソール機ながらキーボードとマウスもそのまま使える。
ゲーム本体に定額サービスの加入は不要だけど、PS PlusとXbox Game Pass加入者には追加の装飾アイテムが配られる。Xbox側は限定アバターやメタパスカード、割引クーポン、バトルパス経験値カードといった内容で、衣装は月替わり。
PC・モバイルとサーバーを共有、ただしコンソール専用サーバーも用意
クロスプレイとクロスプログレッションは初日から有効。既存のPC・モバイル勢とフレンド登録して同じチームを組めるし、進行データも引き継げる。ただし複数プラットフォームで同時にログインすることはできない。



少し込み入っているのがサーバーの扱いにゃ。基本はPC・モバイルと同じサーバーに入れるものの、コンソール機だけが入れる専用サーバーも別に立っている。専用サーバーの中身はPC・モバイルからキャラクターを閲覧できるだけで、入って遊ぶことはできない。地域ごとにデータセンターが物理的に分かれている点も同じで、別地域のサーバーとはデータを共有できない仕様。
アカウント連携は1つのPSN/Xboxアカウントにつきゲームアカウント1つまで。解除には30日の待機期間があるので、最初にどのアカウントへ紐づけるかは慎重に決めたいところ。配信開始に合わせて、全体の盛り上がりに応じて報酬が解放されるイベントや、7日目にエピック装飾「Azure Glint - Blade」が届くログインボーナス、フレンド招待の特典、不具合報告への報酬などが同時に走っている。
10月の「禁断の島」では、木のいかだが海上拠点に育つ
コンソール版の配信と同じタイミングで、10月に配信予定の大型拡張「オーシャン編 大型アップデート: 禁断の島」(Isles of Abyss)も発表された。全プラットフォーム向けで、公式は「史上最大規模」と表現している。
舞台は点在する島々と海面、そして深海。プレイヤーは簡素な木のいかだから始めて、「シーフォートレス」と呼ばれる移動可能な海上拠点を建て増していく。海に立つ巨大な塔、ゴーストシップ、深海に潜む機械仕掛けの巨獣が待ち構える、というのが公式の説明だ。
このシナリオは6月に北米で先行テストが行われていて、そのときの募集ページには具体的な仕組みが並んでいた。航行中は舵から砲台を1門選んで操作できること、夜になると島に出る敵が凶暴になること、「Mist of Deceit」「Skyfire」「Time Rain」「Black Tide」という4種類の異常地帯がそれぞれ違うルールで襲ってくること、漂流船との遭遇、そして8人編成のレギオンダンジョン「The Sunken Lord」が最終目標になること。テスト時点の内容なので製品版で変わる可能性はあるけれど、海を渡って撃ち合う手触りはこの時点でかなり固まっていたとみられる。
言語対応については、Steamの表記だと日本語はインターフェースと字幕まで。フル音声に対応しているのは英語と簡体字中国語の2つに限られる。
コンソール版はPlayStation StoreとXboxストアから入手できる。300時間ぶんの陸地を歩き終える頃に、ちょうど海が開く計算になる。
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