義体警官を指揮するサイバーパンクSLG『Precinct IX』発表、管理とターン制バトルが地続きに
署長室のドアを叩くのは、被害届を持った市民だけじゃない。情報屋も、闇市場の商人も、上から降りてきた「representatives from above」——お偉方の使いも、同じ椅子に座る。案件を受けるかどうかを決めるとき、条件を値切ることもできれば、賄賂が差し出されることもある。
ZataForge Studio が Steam で公開した『Precinct IX』は、そういう机の上の駆け引きと、現場でのターン制バトルを一本の線でつないだサイバーパンク作品。リリースは2026年内を予定していて、価格はまだ出ていない(Steamストアページ)。
プレイヤーの立場は、未来都市の第九管区を預かる指揮官。事件が起きるたびに現場へ警官を送り込むんだけど、手元にあるものは全部有限だよ。公式説明で挙がっているのは予算、人員、武器、義体パーツ、そして医療支援。装備を強化するのも、ロードアウトを組み替えるのも、誰をどの案件に割り当てるのかも、この限られた枠の中でやりくりすることになる。
出動先で話し合いと指揮だけでは収まらなくなると、そこからがターン制の戦闘。現場での判断は署の状態にそのまま跳ね返ってくる作りで、管理パートと戦闘パートが別物として並んでいるわけじゃない。負傷すれば医療支援を食うし、壊れた義体は補充が要る——という循環が想像しやすいところ。


もうひとつの軸が、警官それぞれの物語にゃ。ストアの紹介文には、各警官が固有の能力と過去、そして自分からは口にしたくない秘密を抱えている、とはっきり書かれている。信頼が深まるほど彼女たちの個人的な話に踏み込めて、そこから都市の腐った部分が少しずつ見えてくる、という組み立て。
つまり「誰を現場に出すか」は戦力の計算であると同時に、その相手をどれだけ知るかの選択にもなる。管理シミュレーション、タクティカルRPG、キャラクター主導のアドベンチャー——このみっつを別々のモードに切り分けず、ひとつの流れとして回すのが狙いのようだ。事件の結末がプレイヤーの選択で変わる点も明言されている。
映像はストアで公開中のリビールトレーラーで確認できる。
対応11言語、日本語音声は未確認
対応言語は英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、ロシア語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、ポルトガル語(ブラジル)、韓国語の11種類。日本語はインターフェースと字幕での対応で、Steamの言語表には音声対応を示す印が付いていないため、日本語音声が入るかどうかは現時点で書かれていない。ここは製品版が近づいたときに改めて確認したいところ。
プラットフォームは Windows / macOS / SteamOS + Linux の3系統。シングルプレイ専用で、実績とクラウドセーブ、ファミリーシェアリングに対応する。
賄賂を受けるか突っぱねるかを机の上で決め、その判断のツケを現場でターン制の戦闘として払う。2026年のどこかで、その署長席が空く。
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