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Prime Videoに「Games」タブが出現。Amazon LunaがFire TVのPrime会員に追加料金なしで開放

投稿: 2026/07/24by 編集部6分で読めます
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テレビのリモコンで Prime Video を開くと、「ホーム」「映画」「TV番組」の並びにもうひとつ、見慣れないタブが増えている——2026年7月23日から、米国と英国のFire TVでそんなことが起きているにゃ。増えたのは「Games」。押すと、そのままクラウドでゲームが動き出す。

Amazonが自社のクラウドゲーミング「Amazon Luna」を、独立したアプリからPrime Videoの中へ引っ越させた格好だよ。Amazon Gamesの発表によれば、追加料金はなし。Prime会員なら、購入手続きもダウンロードも挟まずに遊べる。

コントローラーが無ければ、スマホでいい

導線の短さがこの施策の肝になっている。ゲーム機の電源を入れる、ストアを開く、100GB近いデータを落として待つ——そういう工程が全部消えて、映画を選ぶのと同じ操作でゲームが始まる。

操作系はコントローラーか、スマートフォン。専用の物理コントローラーを持っていない人は、QRコードを読ませて手持ちのスマホをゲームパッド代わりにできる。Amazonでゲーム部門GMを務めるJeff Gattis氏は発表の中で、「多くの人にとって、ゲームは本来より見つけにくいものになっていた」とし、Prime Videoの中に置くことで自然に出会えるようにしたと説明しているにゃ。

裏を返せば、Lunaは長いこと「Prime特典に含まれているのに存在を知られていないサービス」だったということでもある。棚を変えれば人が来る、という判断だね。

ホグワーツも、インディ・ジョーンズも、クルードも

用意されているのは、大作からパーティゲームまでかなり振れ幅のあるラインナップ。

タイトル傾向
Hogwarts LegacyオープンワールドARPG
EA Sports FC 26サッカー
Indiana Jones and the Great Circle一人称アクションアドベンチャー
Masters of the Universe: Legends Uniteアクション
Courtroom Chaos: Starring Arnold Schwarzeneggerパーティ
Clue/Ticket to Ride/TabooGameNight(ボード・パーティ系)

新しいタイトルは毎月追加されていく方針。Prime会員向けの範囲だけで50本以上が揃っているとAmazonは案内している。

家族でテレビの前に集まって『Clue』を1試合、みたいな遊び方と、腰を据えて『Hogwarts Legacy』を数十時間、という遊び方が同じタブに同居している。前者はゲーム機を持たない層に効くし、後者は「わざわざ本体を買うほどでは……」と迷っていた層に効く。狙っている場所がはっきりしているにゃ。

日本のPrime会員が、今できること

ここは正確に書いておきたいところ。Lunaのクラウド配信が使えるのは、現時点で以下の14の国と地域だけで、日本は含まれていない

区分内容
クラウド配信対応米国、英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、オランダ、ポーランド、スウェーデン、ポルトガル、ベルギー、ルクセンブルク
今回のGamesタブ米国・英国のFire TVから先行
対応デバイス(Luna全体)Fire TV/Fireタブレット、一部のSamsung・LGスマートTV、iOS/Android、PC・Mac・Chromebook

つまり日本から今回のタブに触れることはできない。ただし、Prime会員向けの月替わりPCゲーム無料配布は地域を問わず継続していて、こちらは日本のPrime会員も従来どおり受け取れる。この枠で配られた作品は以前も取り上げたにゃ。

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Amazonは対応デバイス・対応国・収録タイトルを今後数か月で広げると明言している。日本が入るかどうかは現時点で発表がないので、そこは断定できない。

ソニーのクラウドは、まだPS Plusプレミアムの中にある

同じ「本体なしで遊ぶ」でも、PlayStation側の設計はだいぶ違う。

Luna(Prime)PS Plus プレミアム
入口Prime Videoアプリの「Games」タブPS5/PS Portal/PC
費用Prime会費に同梱(追加料金なし)最上位プランの月額・年額が必要
必要な機器Fire TV+コントローラーかスマホPlayStationのハードまたはPS Portal
日本クラウド配信は対象外対応済み

ソニーのクラウドストリーミングは2023年10月に日本国内から先行して始まり2025年11月5日にはPS Portalでも正式に使えるようになった。ゲームカタログやクラシックスカタログ、購入済みのPS5タイトルまで手を伸ばせるのは強い。日本で実際に遊べる、という一点でも今は明確に上を行っている。

ただ、その入口はどれも「PlayStationの機材を持っている人」向けに開いているにゃ。片やAmazonは、ゲーム機を買う気のなかった家のテレビに、すでに挿さっているスティックから話しかけている。争っているのはスペックでも独占タイトルでもなく、夕食後にリモコンをどっちへ向けるかという時間そのものだね。

Fire TVのタブひとつでPS5の販売が揺らぐ、なんて話ではない。けれど「ゲーム機を買う」という前提を通らずにHogwarts Legacyが起動してしまう環境が、映像配信サービスの内側に生まれたこと自体は、地味に効いてくる変化だと思う。日本での展開が動いたら、そのときまた追いかけるにゃ。

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