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同行キャラが喋り続ける件でRedditが議論、『Resonance』はヒント頻度「無効」を用意

投稿: 2026/09/01by tobariware6分で読めます
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「1分たりとも静かにならない」。その一文で始まった投稿が、r/gamingで大きく伸びた。

槍玉に挙がったのは『Resonance: A Plague Tale Legacy』。ゲーム自体は楽しんでいる、と前置きしたうえで、主人公か同行者のどちらかが絶え間なく喋り続けると投稿者は書いている。しかも中身は「急いで」「気をつけて」「これは面白そう」「ここにはいられない」といった、目の前で起きていることをなぞるだけの台詞ばかり。終盤の章では耐えかねて音声を絞った、というのが不満の骨子だった。

盗掘少女ソフィアがミノタウロスの島へ挑む

開発はAsobo Studio、販売はFocus Entertainment。『A Plague Tale: Requiem』の15年前を舞台にした前日譚で、盗掘を生業にする少女ソフィアがミノタウロスの島へ渡り、追っ手をかわしながら光を操る球体で仕掛けを解いていく——というのがSteamストアページに書かれた筋書き。前2作の看板だったネズミの群れは姿を消し、代わりに剣戟とパリィが前に出ている。

PC版は8,980円。日本語はインターフェースと字幕には対応しているものの、音声は非対応で、フルボイスで用意されているのは英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・簡体字中国語・ブラジルポルトガル語。9月1日時点のSteamレビューは2,213件中2,052件が好評で、「非常に好評」が付いている。PS5とXbox Series X|Sでも配信中で、Xbox Game Passには初日から入った。

おかしいのは、その「喋りすぎる」という不満が出る数日前に、公式が公開したローンチトレーラーがDepeche Modeの「Enjoy the Silence」を作り直した曲で締められていたこと。静寂を楽しめ、と歌う映像で幕を開けた作品に対して、静かな時間がないという声が上がった格好になる。

ヒント頻度は4段階、「無効」も選べるのか?

ただ、この作品に関して言えば、黙らせる手段そのものは最初から入っている。発売前にFocus Entertainmentが公開したアクセシビリティ機能の一覧には「Hint Frequency(ヒント頻度)」の項目があり、選べるのは3段階のタイミングに加えて「無効」。ヒントを出さない設定が、難易度とは別に用意されている。

同じ一覧には、HUDのプリセット、無敵モード、クイックインタラクションの自動化、字幕の大きさ・色・背景の不透明度、話者名の表示と色分け、自動パリィと自動回避が付くナラティブモードなども並ぶ。QTEは存在しない、とも明記されている。ここ数年のアクセシビリティ表としては手厚いほうだね。

もっとも、この設定が受け持つのは「ヒント」であって、投稿者が挙げた「急いで」「気をつけて」のような場面ごとの掛け合いまで消えるとは書かれていない。謎解きの答えを言われるのが嫌なのか、生活音のように流れ続ける相づちが嫌なのか——同じ「喋りすぎ」でも、実は別々の話が混ざっている。

案内ボイスを減らしてほしいという要望は、今回が初めてでもない。2024年9月、PlayStation.Blogは『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』のPC版に合わせて新しい設定を追加すると告知している。ゲームプレイ設定タブに追加されたその項目は、「同行キャラクターからパズルのヒントを聞く頻度を減らす」もの。コンソール版にも追加すると同じ記事に書かれていた。

つまり、数秒黙って考えていると横から答えが飛んでくる、という不満は既に一度メーカーへ届き、設定という形で回答が出ている。逆に、案内そのものを削り切る方向へ振った作品もある。地図もコンパスも持たせない『Hell is Us』はその極端な例で、世界の描き方は高く評価された一方、別の部分で評価がきれいに割れた。

📄 マップもコンパスも無い『Hell is Us』、Redditで戦闘と結末に賛否――Steamは60%オフの2,632円

スレッドで最初に伸びたのは、開発側の姿勢を疑う声だった。

開発者が、平均的なプレイヤーの理解力を信用していないからだと思う。

これに乗る形で、受け取り方が二つに分かれる。

そう。だんだん失礼に感じてくる。もっとも、平均というものが本当にその程度なのかもしれないけど。

この10年を振り返ると、自分は後者を選ぶ。

そこから話は「じゃあどうするか」へ移り、設定で分ければいいという落としどころが出てくる。

そこまで手取り足取り必要ない人向けのオプションがあればいいだけ。

ところが、この提案にはすぐ反論が付いた。噛み合ったやり取りになっているのはここからにゃ。

オプションを足すときの問題は、丁寧なほうが必要な人ほど自分には必要ないと思っていること。そういう人が「丁寧じゃないほう」を選んで、そのうえで文句を言うことになる。

選ぶのに説明を読ませる形にしておけば、それは起きない。

議論の後半では、ゲーム側ではなく遊ぶ側の環境が変わったという見立ても出ていた。

人は必要とされる水準に合わせるだけだと思う。子どもの頃の自分が賢かったわけじゃないけど、攻略も掲示板も無かったから全部自力で見つけた。今は情報がすぐ手に入るし、そのうえゲームからも浴びせられる。

スレッドは途中から、日常のあれこれに対する愚痴へ流れていく。駅や店の通路で立ち止まる人の話まで持ち出されていて、案内の多さへの苛立ちが、案内が必要とされる理由の話へ裏返っていく流れがそのまま残っている。

不満が形になるより先に、切るための設定のほうが先に用意されていた——少なくとも今回の一本に限れば、順番はそうなっていた。

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