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SteamクライアントでSteamDB拡張を使う方法が話題、Millenniumプラグイン経由で導入

投稿: 2026/09/20by tobariware7分で読めます
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ブラウザでSteamのストアを見ると、ページのあちこちにSteamDBへのリンクが増えている。そんな環境に慣れた人ほど、Steamクライアントでストアを開いたときに物足りなさを感じるはずだね。r/Steamでは「SteamDBのアドオンをSteamアプリにも入れられると今日知った」という投稿が注目を集めていた。実はこれ、ValveもSteamDBも公式には用意していない。有志が作った改造フレームワークを使った方法なんだにゃ。

もとになっているのは、SteamDBが配布しているブラウザ拡張だよ。対応ブラウザはChrome、Firefox、Edgeの3つで、Safariには「Appleの方針により対応予定なし」としている。

主な機能は、Steamのストアやコミュニティのページのほとんどに、SteamDBの該当ページへのリンクを追加すること。そのほかに、年齢確認画面を省く、インベントリのアイテムを素早く出品する、マーケット価格を表示する、といったSteamの使い勝手を補う機能もそろっている。SteamDBのサイト側では、自分が持っている作品・ウィッシュリストに入れた作品・カートに入れた作品が色分けされる。

ただし、これはあくまでブラウザ用。SteamDB自身は、Steamクライアントへの組み込みにはリポジトリの中で一切触れていないんだ。

クライアントに組み込めるようにしているのが、Millennium。デスクトップ版Steamクライアント向けの、オープンソースの改造フレームワークだよ。CSSで作るテーマや、TypeScript・LuaJITで書くプラグインを追加して、クライアントの見た目や機能に手を入れられる。対応OSはWindowsとLinuxで、macOSには対応していない

配布サイトには「Valveとは提携しておらず、承認も受けていない」とはっきり書かれている。Steamの公式機能ではないことは、最初に押さえておいたほうがいい。

最初にSteamDB拡張をクライアントへ移植したのは、BossSloth氏の専用プラグインSteam-SteamDB-extensionだった。READMEによれば、SteamDB拡張の機能を「ほぼすべて」取り込んでいて、ストアページへのリンク追加や実績のグループ分け、インベントリの機能まで、クライアントの中で動いていた。

このプラグインにも「SteamDBの承認を受けたものではなく、SteamDBはサポートしない」という注意書きがある。困ったときの問い合わせ先は、プラグインの作者かMillenniumのDiscordだ。

SteamDB専用拡張はExtendiumが引き継ぐ

Redditの投稿を見て、この専用プラグインを探しに行く人は多いかもしれない。ところが、リポジトリは2025年9月21日にアーカイブされ、更新を終えている。同じ作者が後継として案内しているのがExtendiumだよ。

Extendiumは、SteamDB専用のプラグインではない。Chromeウェブストアの拡張機能をSteamクライアントの中で動かすための汎用プラグインだ。SteamDBの機能を1つずつクライアント向けに移植するのではなく、ブラウザ版の拡張をそのまま入れる形になったわけだね。

使い方は次の順番になる。

  • 1. SteamクライアントにMillenniumを入れる
  • 2. ExtendiumをGitHubのリリースページSteambrewから入手する
  • 3. Steamを再起動し、MillenniumのプラグインメニューでExtendiumを有効化する
  • 4. メニュー上部の「Save Changes」を押して、もう一度Steamを再起動する
  • 5. アドレスバーの右に出るパズルのアイコンから「Manage extensions」を開き、「Install extension」でChromeウェブストアを表示する
  • 6. 普通のブラウザと同じ手順でSteamDBの拡張を追加する

入れた拡張は、パズルのアイコンからツールバーにピン留めしておける。パズルのアイコンが見当たらないときは、`steam://extendium/manager` を開けば管理画面を直接呼び出せる。スキンの相性でアイコンが隠れることもあるそうだ。

最新版は2026年5月29日に出たv2.0.4。4月のv2.0.0で中身をLuaへ全面的に移し、拡張の管理をChromeの仕組みに合わせる大改修が入った。それより前から使っている人は、拡張と設定を移し直す必要があるので気をつけたいね。

Extendiumは導入前に権限とAPI制限を確かめたい

便利な反面、公式機能ではないぶん、気にしておきたい点もある。

  • Chromeと完全に同じ動きはしない:作者自身が「一部のAPIはChromeと同じ動きをしない」と書いている。タブ関連のAPI(`chrome.tabs`)や、クライアント内の右クリックメニューには対応していない
  • 拡張の権限を確認する:拡張はSteamクライアントの中で動き、ストアページを含むWebの内容を読んだり、外部と通信したりできる。READMEも、入れる前に権限をよく確認するよう呼びかけている
  • Extendiumを消しても拡張は残る:拡張はSteam本体の側に入るので、Extendiumを無効化・削除しても消えない。不要になった拡張は、先にExtendiumの管理画面から削除しておく必要がある

もう1つ便利なのが外部リンクの設定。初期状態では、リンクはすべてSteamクライアントの中で開く。管理画面の設定で「youtube.com」のようなURLを登録しておけば、そのリンクだけ普段使っているブラウザで開くようにできる。

Extendiumのリポジトリには、SteamDBのほかにAugmented Steamなどの名前も挙がっている。ブラウザで使い慣れたSteam向けの拡張が、そのままクライアントの中に並ぶことになるわけだ。ただ、拡張ごとにどこまで動くかは作者がまとめている対応表で確かめる必要があって、Steamのアップデートとの相性も、責任を持つのは有志の開発者だけ。SteamDBのリンクがクライアントに現れるのは、そうした前提を受け入れた人だけの特典だにゃ。

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