『Victor's Video Vault』体験版が配信開始、1995年のビデオ店が水没する一夜を収録
棚に並んだVHSのうち、その夜いちばん最後に借りていかれた一本が、店そのものを書き換えてしまう。
Stingbot Gamesの一人称視点ホラー『Victor's Video Vault』の体験版が、現地時間8月12日にSteamで公開された。舞台は1995年、小さな町のレンタルビデオ店。プレイヤーは深夜に一人で閉店作業をする店員で、最後の客が出ていったあとから、店の様子がおかしくなっていく。
水没した店内で、ラグーン・モンスターから逃げ切る一夜を遊ぶ
製品版では5夜ぶんの閉店作業をこなすことになるが、体験版で遊べるのはそのうちの一夜だけ。店内が水で満たされ、濁った水中をかき分けて進みながら、店員を溺れさせようとしてくる「ラグーン・モンスター」の正体を探っていく、という内容だにゃ。
夜ごとに何が起きるかは変わる作りで、水没のほかにエイリアンの船が棚をなぎ倒していく夜も用意されている。間取りも物理挙動もその都度変わってしまうので、決まった順路を覚えて処理する感じにはならない。隠し部屋や仕掛けも仕込まれているという。



見た目は手描きのドット絵で統一されていて、ブラウン管とVHSの時代の質感をそのまま画面に持ち込んでいる。撃退した相手が赤いドットの粒になって散る程度の演出はあるものの、生々しいゴア描写に寄せる作りではないみたいだね。
製品版には5年前を調べる「Archive Mode」が入る

体験版に入っているのは物語を追う「Story Mode」の入り口部分。もうひとつの「Archive Mode」は製品版に実装される予定で、こちらは本編の5年前が舞台になる。店で起き始めていた初期の異変を、Victorの日誌に記録を残しながら調べていく調査寄りのモードで、起きる出来事は周回ごとに入れ替わる。同じ店を別の時間軸から見直す形になるので、本編を遊んだあとに印象が変わるタイプの作りなんだと思う。
対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxには対応していない。Steamストアページの表記では対応言語は英語だけ、日本語はインターフェース・音声・字幕のいずれも用意されていない。シングルプレイ専用で、実績とコントローラーへの対応、難易度調整の項目はある。製品版の価格はまだ出ていない。
製品版の配信予定は2027年。5夜あるうちの、まだ1夜ぶんしか扉が開いていない。
関連記事
火を絶やせば落ちる—気球で荒野を渡るホラー『Altitude Zero』の無料体験版がSteamで公開
湖の底で目覚めたものを止めるため、点検用の古い気球で station を巡るにゃ。燃料と高度と風だけが頼りのホラーアドベンチャー、その体験版が8月3日から無料で遊べるようになった。
最大4人で“夜の街”へ―変異体から標本を集める協力ホラー『LIVING HELL』が怖い
『DEVOUR』のJoe Fender氏が手がける1〜4人協力ホラー『LIVING HELL』。放射線で変異した街を夜だけ探索し、朝日が昇る前に標本を持ち帰る。Steamで2026年配信予定にゃ。
モンスターと“ふたりぐらし”ホラー『FEED IT』8月17日配信決定―PSX風の極限同居生活
腹を空かせた怪物に料理をふるまい、時に盗み食いで自分の英気を養う。Games On A Chairが手がける一人称PSX風心理ホラー『FEED IT』が2026年8月17日にSteamへ。日本語にも対応するにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。