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甲羅の上に都市を組む『The Crab is Walking』発表、初回プレイテストは2027年

投稿: 2026/09/15by tobariware5分で読めます
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カニの背中に街を建てる。しかも、その街ごと歩いていく。

『The Crab is Walking』は、一行で説明が済んでしまうタイプの新作だよ。9月15日午前0時(=14日の深夜)から配信されたtinyBuildのショーケース「tinyBuild Connect 2026」でお披露目され、同時にアナウンストレーラーとSteamページが出てきた。手がけるのはHypnohead——王様の視線が当たっている場所しか稼働しない、というルールひとつで王国づくりを成立させた『The King is Watching』の開発元だにゃ。

対応プラットフォームはPC(Windows)で、Steamのストアページは公開済み。配信日の欄は「発表予定」のままで、まだ日付は入っていない。

土台になるのは巨大な生き物の甲羅。つまり街を広げる土地には最初から上限があって、区画を足したければ何かを諦めるしかない。しかもストアの紹介文によると、建物はそれぞれ固有の形を持っている。ぴったり噛み合う置き方を探すのか、すき間を捨てて優先度の高い施設を通すのか——「限られたスペースの中では、苦渋の決断を迫られる」と書かれているのは、そういう意味だと思う。

置いた建物はマージして強化できる。ここは前作のプレイヤーならすぐ飲み込めるところで、公式も「ゲームを攻略するコンボを見つけてください」と、壊れた組み合わせが生まれる前提の言い方をしている。

舞台は荒廃した世界で、街づくりと並行して軍隊を育て、外の生き物とぶつかっていく流れ。1回のランは短めに設計されていて、「綿密な戦略性×短時間のラン」というのがHypnoheadの掲げる方針だね。

カニの甲羅ごとに変わる走り、進路も自分で選ぶ

面白いのは、背中を借りる相手がカニ1種に固定されていないところ。ストアの説明は「ライドとライダーを選びましょう。甲羅が異なれば、プレイスタイルも変わります」となっていて、英語版の紹介文でも乗り物は複数形で書かれている。土台になる生き物と、部隊を率いる人物。この2枚のカードをどう組むかが、そのランの性格を決める作りらしい。

進路も選択の対象になる。安全なルートを通ってやり過ごすか、危ない道に踏み込んで見返りを取りにいくか——ここはローグライトらしい分岐だね。投入できるユニットは100種類以上と告知されていて、その動力について公式が添えている説明が「ガソリンと憎しみが原動力です」。世界観の温度感はこの一文でだいたい伝わる。

戦闘そのものの細かい仕様はまだ明かされていないものの、ストアに並ぶタグにはオートバトラーやタワーディフェンス、デッキ構築といった語が混ざっている。自分で一体ずつ操作するというより、編成を組んで送り出す側の遊びになりそうだ。

続編ではない新作、初回プレイテストは2027年

Hypnoheadは発表に合わせてSteamに記事を出し、「なぜ『The King is Watching 2』ではないのか」に自分から答えている。理由はシンプルで、前作の開発と新コンテンツの配信が今も続いているから。「続編を出す時期ではない」というのが本人たちの言い分だね。

そのうえで、新作は前作の焼き直しではないとも書いている。解像度を変えたことでドット絵が細かくなり、アニメーションも凝ったものになった。ユニットの挙動やインターフェースにも手が入っていて、世界観は中世ファンタジーから「ポストアポカリプス・パンク」へ振り切った。前作で受け取ったフィードバックを踏まえた設計になっている、という説明だ。

その前作は2025年7月21日にSteamで配信され、レビューは1万471件で「非常に好評」。内訳は好評9,315件・不評1,156件で、好評率はおよそ89%(9月15日時点)。ゲームパッド対応とUI全面刷新を含む更新も挟んでおり、今も手が入り続けているタイトルだよ。

📄 『The King is Watching』がゲームパッド対応、UI全面刷新でSteam Deckでも操作可能に

最初のプレイテストは来年——2027年に予定されている。仕組みが固まりきる前に触ってもらって意見を集めたい、という進め方は前作と同じだね。

対応言語は13で、日本語も含まれている。ただし記載があるのはインターフェースと字幕だけで、音声に対応する言語は現時点でひとつも挙がっていない。

今わかっているのは、甲羅の広さと、100種類を超えるユニットと、来年どこかで始まるテストだけ。

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