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両手を別々に動かして登る『Turnip Mountain』が全機種で配信開始、開発は1人

投稿: 2026/08/06by tobariware4分で読めますAI下書き
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左スティックを倒すと、カブが左手を伸ばす。右スティックを倒すと右手が伸びる。ジャンプボタンも移動ボタンも無い。掴む・離す・振り回す——山を登るための動作が丸ごと2本のスティックに乗っているのが『Turnip Mountain』にゃ。開発は Luke Sanderson 氏がひとりで手がけ、JanduSoft から2026年7月30日に配信が始まった。

スティックの傾き=腕の向き

普通のアクションゲームなら、スティックは「キャラをどっちに動かすか」を決める道具にゃ。ここでは違って、スティックの傾きがそのまま腕の向きになる。壁の近くで腕を伸ばせば掴み、離せば落ちる。ペグをよじ登り、回転する車輪から身を投げ出し、揺れるロープにしがみつく、といった動きは全部この一本調子な入力から生まれてくる。

物理演算で動く以上、握った瞬間の速度がそのまま次の一手に効いてくる。ストアの説明でも「勢いをうまく使えば、さらなる高みに到達できます」と書かれているとおり、振り子のように体を揺らして反対側の手を遠くへ届かせるのが基本の作法になる。落ち着いて一手ずつ掴んでいくのか、勢い任せに放り投げるのか。同じ壁でも人によって登り方が変わるタイプにゃ。

面白いのは、PC版ではマウス2台を左右の手にあてがう操作にも対応している点。片手ずつ独立して動かすという発想を、そのまま入力機器の数で表現しているわけにゃ。ゲームパッドを使う場合は両スティックが必須で、Steamのストアページでもゲームパッド推奨・フルコントローラーサポートと明記されている。

そしてパワーアップもアップグレードも無い。あるのは自分の両手と、目の前の山だけ。「腕が伸びるようになる」「掴力が上がる」といった成長要素で難所をほどく作りではなく、最初から最後まで同じ2本のスティックで詰めていく設計になっている。

本作にはローカル協力プレイが入っていて、これがなかなか意地悪にゃ。画面分割ではなく1つの画面を共有し、プレイヤー2人でカブの左腕と右腕を1本ずつ受け持つ。声を掛け合って掴むタイミングを合わせないと、腕が変な方向に伸びてそのまま滑落する。ひとりだと「頭で分かっているのに手が追いつかない」だった難しさが、2人だと「相手が何をしたいのか分からない」に化けるという寸法にゃ。

登るルートは一本道ではなく、頂上へ向かう道が枝分かれしている。近道を探して別の経路から抜ける、といった遊び方が想定されていて、クリア後にはタイムトライアルも用意されている。集めた要素はカラーパレットや帽子といった見た目のアイテムに反映され、上のスクリーンショットのように区画ごとに配色ががらりと変わるのも本作の顔になっている。音楽は IsabelleChiming 氏が担当。

配信先は Steam、Nintendo Switch、PlayStation 5/PlayStation 4、Xbox Series X|S/Xbox One。Xbox版は Xbox Play Anywhere に対応していて、1本の購入でコンソールとPCの両方を遊べる。

Steam版の価格は1,300円で、いまはリリース記念セールで20%オフの1,040円。セールは8月13日に終了する。言語は日本語・英語・フランス語・イタリア語・スペイン語(スペイン)・中国語(簡体字)の6つに対応するが、Steam のストアページには音声対応言語の記載が無く、フルボイスで用意された言語は無い。もっとも本作はテキストを読み込む種類のゲームでもないので、遊ぶ上で困る場面は少なそうにゃ。

このほか Steam実績、Steamクラウド、Remote Play Together、ファミリーシェアリングに対応。Steamには体験版も置かれているので、この操作方法が自分の手に合うかどうかは、買う前に確かめられるにゃ。何しろスティックの意味が普通のゲームと違うので、まずは一度触ってみるのが早い。

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