『Vampire Crawlers』無料アプデ1.5でエンドレスモード解禁、年内はさらに3つの新ステージが控える
4月に出てから3か月、ずっと「クリアした後どうするの」と言われ続けていた『Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors』に、その答えが届いたにゃ。7月14日、無料アップデート1.5がPS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch・PCの全機種へ配信された。目玉はエンドレスモード。ただ、実際に触ると効いてくるのは、もっと地味な部分かもしれない。

クリアした人にだけ、掘り続ける権利が渡される


エンドレスモードは、いきなりメニューに並ぶわけじゃない。本編をクリアすると新しいエリアが顔を出し、そこで手に入るレリックを持つことで、攻略済みダンジョンを「通常フロアの先までずっと潜り続けられる」ようになる。難易度も上がる仕様だ。開発元のponcleは公式のパッチノートで、通常フロアを終えた後も掘り進められると説明している。
腕試しの受け皿がなかったこのゲームにとって、これは単なるモード追加以上の意味があるにゃ。デッキが完成した瞬間に遊びが終わってしまう——という一番もったいない部分に、ちゃんと蓋がされた。


「終われないゲーム」を、終われるようにした
今回いちばん笑ったのが、設定ボタンと終了オプションが常時、画面左下に出るようになったこと。poncleは公式で、更新が遅れたことを詫びつつ「ゲームから抜け出す方法がなくて閉じ込められていた」と冗談を飛ばしている。
Settings and quit options are now always available in the lower left corner.
ショップやマップからはBackspaceで抜けられるようになり、オートセーブの案内も分かりやすく書き直された。細かい話に聞こえるけれど、1回のランが短くてつい繰り返してしまうタイプのゲームで「出口が見えない」のは、地味に一番きついところだったにゃ。
手札を、色とマナコストで並べ替えられる
カード周りの改善もまとまって入った。ソートボタンでマナコスト順・色順に整理でき、方向キーでカテゴリ間を移動できる。デッキ・手札・捨て札にあるカードを1画面でまとめて確認できるデッキビューも追加された。
ジュエラーのUIも整理され、ジェムの入っている宝箱の場所が分かるようになり、封印のためにジェムをコモンまで落とす必要もなくなった。ほかにも、レベルアップ画面からグリム・グリモワールを開ける/進化先のカードが予告される/これまで隠れていたステータスが見える/運の値しだいでジェム4個入りの宝箱が出る、といった調整が並ぶ。


コントローラーのスティックでダンジョンを移動できるようになったのも、地味に大きい。Switch 2では携帯モード1080p/ドックモード4Kに対応した。
Moongolowから始まる、年内あと3回
6月23日に公開された2026年ロードマップによれば、年内はまだ3つの大型アップデートが控えている。共通するのは、毎回ポストゲーム向けの「チャレンジステージ」が1つずつ増えること。オン・オフを切り替えられる縛りが乗る形で、最初は探索・戦闘中の手札上限を制限するレリックが来る。
| アップデート | 追加ステージ | キャラ | アルカナ | カード | ジェム |
|---|---|---|---|---|---|
| Death Parade(近日) | Moongolow | 2 | 4 | 4 | 4 |
| Bone Deep | Bone Deep | 2 | 4 | 4 | 4 |
| Curdled Tunnels | 1ステージ | 4 | 4 | 7 | 8 |
第1弾のDeath Paradeでは、新キャラとしてSir AmbrojoeとBig Troublerが参戦。ロードマップでは、休暇を中断されて不機嫌なRed Deathの姿がMoongolowに添えられている。『Vampire Survivors』であの赤いのに追い回された記憶がある人は、だいたい何が待っているか察しがつくはずにゃ。


そして2027年の枠に置かれているのが「Astral Stair」。中身はほとんど明かされておらず、公式が添えているのは「どこへ行く? 誰になる?」という一言だけだ。
1,200円のまま、まだ膨らみ続けている
本作はponcleとNosebleed Interactiveによる開発で、4月21日にリリース。1週間で100万人が触ったことが公式から報告されている。Steamでは通常1,200円、記事執筆時点は10%オフの1,080円で、日本語にも対応済み。レビューは「圧倒的に好評」を維持している。


面白いのは、1.5がコンテンツ追加のアプデじゃないところにゃ。新ステージも新キャラも1体も入っていない。入ったのは「並べ替え」「見える化」「終われる」——つまり、100万人が3か月遊んで擦り減った角を削る作業だ。派手な拡張はDeath Parade以降にちゃんと控えているわけで、順番としてはかなり誠実だと思う。クリアして棚に戻していた人は、まずレリックを取りに戻るところからにゃ。
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