『Where Did I Park?』発表。同じ車が10万台並ぶ駐車場を、キー1本で1台ずつ消していく
画面の左上には所持金と、「0 / 100,000」というカウンターが出ている。この分母の10万が、ゲームの全部を言い表している数字だね。
One More Zero Gamesが、Steamで新作『Where Did I Park?』を発表した。車をどこに停めたか忘れた——ここまではよくある話だけど、その駐車場には自分のものとまったく同じ車が9万9999台停まっている、というのがストアページの一文目。
公開されたトレーラーに映るのは、地平線に吸い込まれるまで途切れない同型セダンの列。屋根も柱もない野外の区画が、空と接するところまで埋まっている。
キーを押して、違う車を1台ずつ消していく
手元のキーを押し、近くの車の反応を見る。違えば候補から外す。やることはそれだけで、あとはこの理不尽な広さの駐車場を端から削っていくことになる。
とはいえ10万台を1台ずつ相手にしていたら、何日あっても終わらない。そこで効いてくるのが強化の要素にゃ。区画に置き去りにされた価値のある品を拾い、売って金に換え、装備と道具を買っていく。
スクリーンショットを見ると、アスファルトの上にスタンドミキサーやブレンダーの箱が無造作に転がっている。誰が置いていったのかは説明されていない。これが最初の元手になるみたいだね。
買える中身として挙がっているのは、チェックできる範囲の拡張、複数台をまとめて確認する機能、そしてカートやドローンといった機材。通路にはショッピングカートが転がっていて、説明にある「カート」はこれを指しているとみられる。


Steamのタグには「インクリメンタル」「自動化」が並んでいる。強化するほど1回の探索でさばける台数が増え、増えた台数が次の強化を早める——その循環を回していく作り。ストアの説明でも、アップグレードのたびに探索が速くなり、駐車場のより広い範囲を覆えるようになるとされている。地味な手作業から始まって、規模がどんどんばかげた方向へ膨らんでいくわけだ。
説明の締めもいい。あなたの車は本当にそこにある、次にチェックする1台かもしれないし、ほとんど最後の1台かもしれない、と。
発売日も価格もまだ決まっていない
現時点の表記は「近日登場」だけ。発売日・価格ともに未定で、ウィッシュリストの登録が先に始まっている。対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxの記載は無い。
対応言語は10種類あり、そこに日本語も入っている。ただし対応しているのはインターフェースと字幕で、音声に対応した言語は1つも記載されていない。
最低動作環境はWindows 10 64bit、Core i5-8400またはRyzen 5 2600、メモリ8GB、GeForce GTX 1060 3GBまたはRadeon RX 570 4GB、DirectX 12、ストレージ4GB。推奨環境の欄は用意されていない。10万台が並ぶ絵面のわりに、要求は控えめな部類だと思う。
One More Zero Gamesにとってはこれが最初の1本で、Steamの開発元ページにも他のタイトルは並んでいない。
カウンターの分母は10万。自分の1台を引いた残り9万9999台は、全部ハズレということになる。
関連記事
戦闘のないコロニー運営シム『Terra-7』発表―投資家5人のうち3人を毎サイクル満足させないとゲームオーバー
未開の惑星で会社を育てるSFコロニーシムが発表されたにゃ。敵と戦う要素はなく、代わりに立ちはだかるのは価値観の違う5人の投資家。ミラノの2人組スタジオのデビュー作だよ。
マニュアルを引いて“正解”を書き込む──ホラーシム『佳宝ホットライン 真夜中の管理人』がSteamで始動
深夜の当直室で入居者からの電話をさばく一人称ホラーシミュレーション。受話器の向こうの訴えを聞き、マニュアルを調べ、記録票に対応案を書く。Bad Tape Studios開発の新作にゃ。
絨毯をひたすら洗って稼ぐ癒し系…かと思いきや隕石で全リセット『絨毯を洗うゲーム』Steam配信開始
たわしでゴシゴシ、水でザーッ。あの洗浄動画の快感を延々と味わえる放置ゲー…と見せかけて、街には巨大隕石が迫っているにゃ。個人開発daimaGAMEのクセ強インクリメンタルが7月13日配信スタート。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。