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『Zero Parades』商業的に届かず――ZA/UMが最大32名の人員削減、全部門が対象に

投稿: 2026/07/18by 編集部3分で読めます
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『ディスコ エリジウム』の開発元として知られるZA/UMが、7月17日、最大32名の人員削減に踏み切ることを明らかにした。理由は今年5月に配信した新作『ZERO PARADES: For Dead Spies』の商業的な不振。批評家からの評価は高かったものの、それが売上には結びつかなかった、という重い話にゃ。

スタジオは声明で「『ZERO PARADES: For Dead Spies』は批評家から高い評価を受けて発売されたが、その商業的成績では、現在の規模のスタジオを維持することができなかった」と説明。全部門にまたがって、整理解雇(redundancy)または対象候補(at-risk)の通知を出したとしている。

「批評は絶賛」でも数字が届かなかった

削減対象は最大32名。ZA/UMの従業員組合「ZA/UM Workers' Alliance」が2025年10月時点で報告していた在籍数がおよそ100名なので、単純計算でスタジオのおよそ3分の1にあたる規模となる。組合は昨秋に正式に結成されており、スタジオ側は今回の手続きを通じて組合代表と協議を続けてきたとしている。

声明では、対象となる従業員の貢献に触れ「彼らの仕事は『Zero Parades』とスタジオ全体に確かな足跡を残した」と述べたうえで、他の開発元に対して彼らの採用を検討してほしいと呼びかけた。あわせて、今回の再編でもスタジオの創作面での野心・芸術的な基準は変わらないと強調している。

そもそも『Zero Parades』ってどんなゲーム?

騒動の中心にある『ZERO PARADES: For Dead Spies』は、『ディスコ エリジウム』の作り手による会話・選択重視のスパイRPG。プレイヤーは最後の任務に臨む工作員ハーシェル・ウィルクとなり、15種のスキルや心理的なコンディションを管理しながら、政治的な陰謀の渦巻く街を進んでいく。2026年5月21日にPC(Steam/GOG/Epic)で配信され、Steam Deck Verified対応。PS5版も2026年内に予定されている。

日本のプレイヤーにとって気になる言語対応は、下記の通り。日本語には対応していない点は購入前に押さえておきたいところ。

項目内容
発売日2026年5月21日(PC)
価格4,980円
プラットフォームWindows(PS5は年内予定)
対応言語英語(UI・音声・字幕)/ドイツ語・ロシア語・簡体字中国語・スペイン語(中南米)はUI・音声
日本語非対応

映像で雰囲気を掴みたい人は、公式のローンチトレーラーもチェックしてみてほしいにゃ。

『ディスコ エリジウム』以降、揺れ続けたスタジオ

ZA/UMは2019年の『ディスコ エリジウム』で一躍知られる存在になったが、その後は決して平坦ではなかった。原作の中核を担った主要クリエイターがスタジオを離れ、彼らが別々の新スタジオを立ち上げるといった動きが続き、2024年初頭にも人員削減が実施されている。今回の削減は、そうした数年来の混乱の延長線上にある出来事といえる。

久々の大型新作でスタジオを立て直すはずが、評価と売上のちぐはぐさに足をすくわれた格好にゃ。芸術面の基準は変えないと繰り返すZA/UMが、この規模でどう歩みを立て直すのか。次の一手を静かに見守りたい。

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