Bethesda公式、Xboxレイオフ後初の言及 ―『Fallout 5』始動・『Elder Scrolls VI』注力を確認
Bethesda Game Studiosが公式Xアカウントで、今後の開発方針について言及したにゃ。ディレクターのトッド・ハワードは、次回作『Fallout 5』がプリプロダクション(企画・準備)段階にあることを認めつつ、スタジオの最優先タイトルは『The Elder Scrolls VI』であると改めて強調。7月上旬のマイクロソフト/Xboxによる大規模レイオフでBethesdaも大きな影響を受けたと報じられる中での発言となり、ファンの注目を集めているにゃ。 今回の発言が注目されるのは、そのタイミング。2026年7月6日、マイクロソフトはXbox部門で大規模なレイオフを発表し、Bethesda Game Studiosも大きな打撃を受けたと報じられている。Bethesdaの労働組合(Bethesda Game Workers Union)は「数十名規模のプログラマー、アーティスト、デザイナー、テスターを失った」と表明。『Skyrim』『Morrowind』『Fallout 3』などに携わったベテランアーティストを含む人材の離脱も伝えられ、退職した開発者からは「(今後の開発は)これまで以上に困難になる」「失われた組織的な知見は計り知れない」といった声も上がっていたにゃ。
二本柱を支えるのは「Creation Engine 3」
まず技術の話から。スタジオは、『The Elder Scrolls VI』と『Fallout 5』を、どちらも新しい Creation Engine 3 の上で開発していると明かした。これは『Starfield』の発売以降ずっと整備してきた共通基盤で、レンダリングやツール、各種システムを一新し、複数のプロジェクトを同じ土台で並行して進められるようにするためのものだという。
そのうえで、いま最優先で進んでいるのは『The Elder Scrolls VI』。チームの大半がこの次回作に張り付いており、開発は計画どおりの位置にある、というのが今回のスタンスだ。派手な新規映像こそ無いものの、「どこに一番人手を割いているか」をはっきり言い切ったのは、なかなか珍しい。

その基盤の出発点になった『Starfield』は、いまもストアで手に取れる。
ディレクターのトッド・ハワード氏はこの中で、シリーズ最新作となる『Fallout 5』がプリプロダクション段階にあることに触れつつ、現時点でスタジオのリソースの大部分が投入されている最優先プロジェクトは『The Elder Scrolls VI』であると説明。発売時期については具体的な言及はなく、『Fallout 5』については「まだ数年先」との見方が続いている。
『Fallout 5』は準備段階、でも動いているのは一本じゃない
ファンが気になるであろう『Fallout 5』については、現時点で プリプロダクション(準備段階) という言い方。あくまで長期的なゴールに据えつつ、腰を据えて仕込んでいる段階だ。
面白いのは、フォールアウト関連で動いているプロジェクトが一つじゃないと示したこと。『Fallout: New Vegas』を手がけた Obsidian Entertainment と再び組み、新しいフォールアウト作品を進めていることが明かされた。ニューベガスから約16年ぶりのシリーズ復帰で、トッド・ハワード氏も「Obsidianとまた仕事ができることに、これ以上ないほどわくわくしている」と歓迎ムード。ナンバリング本編とは別に、フォールアウトの世界が複数のチームで同時に耕されている格好にゃ。


エルダー・スクロールズは、ZeniMax Onlineと二人三脚

もう一つの柱、エルダー・スクロールズ側でも布陣の話が出た。ZeniMax Online Studios が、ベセスダ・ゲーム・スタジオとエルダー・スクロールズ・シリーズで密に連携していくという。もちろん、これまでどおり『The Elder Scrolls Online』にも新しい体験を届け続ける前提での話だ。
本編組とオンライン組が近い距離で世界観を共有していく形は、シリーズ全体を長く回していくうえで理にかなっている。TESOがこれからもアクティブに動く、という点も改めて明言された。
ドラマ版フォールアウトも並走中

ゲームだけの話じゃない。実写ドラマ『フォールアウト』についても触れ、シーズン2がエミー賞で多数ノミネートを受けたことを、制作のKilter FilmsとAmazonへ祝う言葉が添えられた。そしてシーズン3はすでに執筆が進行中とのこと。ゲーム側とドラマ側がお互いの要素を行き来しながら、フォールアウトという看板そのものを太らせていく狙いが読み取れる。
削られた月に、あえて出した「地図」
このメッセージが出たのは、Xbox全体で厳しい人員削減が伝えられた直後というタイミング。だからこそ、いま何を最優先にし、どのスタジオと組み、何を長期の目標に置くのか——揺れる時期に、自分たちの「地図」を外に見せに来た、という受け止め方もできる。
新しいトレーラーや発売日が飛び出したわけじゃない。それでも、「エルダー・スクロールズとフォールアウトという二枚看板を、新エンジンの上で、複数のチームで同時に育てる」という進む方角ははっきり示された。続報が来たとき、この一枚を思い出すと景色が少し違って見えるかもしれないにゃ。
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