『クレセント・タワー ライジング』発表 ― 8bit風RPG続編、スキルを盤面に“はめ込む”新システム
盤面にブロックを置いて、収まった形の分だけ能力が付く——RPGの育成画面というより、落ち物パズルの画面に近い。AMATA Gamesが8月31日に発表した『Crescent Tower: RISING ~クレセント・タワー ライジング~』で、いちばん目新しいのがこの部分だにゃ。
開発はかれーころっけ、対応プラットフォームはSteam。2025年8月20日に配信された『Crescent Tower ~クレセント・タワー~』の続編にあたる。発売日と価格はどちらも未定で、ストアページは現時点でウィッシュリスト登録だけが開いている。
50年に一度の塔へ、章ごとに主人公を替えて挑む
50年に一度、王都マリダムに現れるという前人未到のダンジョン「ミカヅキの塔」。頂上には願いを叶える宝石があるとも、不老不死の薬があるとも噂され、完全踏破に最も近づいた男の残した「勇気の探検録」が人々を新たな冒険へ駆り立てる。この導入は前作から地続きになっている。
変わったのは物語の運び方だ。今作は全5章のオムニバス形式で、生まれた場所も種族も職業も違う主人公たちが、それぞれ別のダンジョンを進んだ末に、完全踏破を目指す仲間として一本に合流する(AMATA Games)。公開されたスクリーンショットでは、人間のユーリ、エルフのナツ、獣人のキャロット、ドラゴンのヨータ、そして種族欄に「もとカエル」と書かれたケロが、同じパーティー画面に並んでいた。
塔だけをひたすら登っていた前作と違い、村や街道を歩くフィールド画面も用意されている。ストアでの呼び方も「8bit風オープンダンジョンRPG」で、フィールドとダンジョンの両方でマッピングが攻略の鍵になるとのこと。パーティーは最大5人編成のようだね。
各クラスで覚えたスキルは「スキルブロック」として組み合わせ、カスタマイズできる。ここが今作の目玉。
公開された画面では、左に格子状の「スキルボード」があり、そこへ色の付いたブロックを配置していく。ブロックはスキルごとに形が違っていて、きちんと収まったものにはチェックマークが付く仕組み。並んでいたスキル名は「おたからGET」「にげあし」「トビラあけ」「どくむこう」「じどうマッピングF」で、選択中の「どくむこう」には「どくじょうたいに かからなくなる」と説明が添えられていた。ボードの脇にはゴミ箱の「はずす」も見えるので、組み直しは自由にできそう。
戦闘そのものは昔ながらのシンプルなコマンド式で、キャラクターごとの固有コマンドが味付けになる。となると、スキルボードは戦闘力というより、探索の快適さや道中の事故防止をどこまで盛るか、という枠の取り合いになりそうにゃ。
クラスは9から14へ、転職しても能力値は下がらない
前作は3種族×9クラスから自分でキャラクターを作り、転職を繰り返してスキルを引き継いでいく作りだった。今作のクラスは14種類。冒険者ギルドの転職画面には とうぞく/そうりょ/まじゅつし/たんけんか/しょうにん/にんじゃ/シャーマン/バード/かいぞく といった名前が並んでいて、クラスごとに転職に必要な能力値が決まっている。たとえば「かいぞく」は宝探しとマッピングのスキルを覚えるクラスで、たいりょくとうんのよさが12以上必要。画面の下には「※てんしょくしても のうりょくちは さがりません」の一文も添えられている。ギルドのメニューには「スキルのセット」も並んでいたので、転職と盤面いじりは同じ場所でまとめて済ませられるらしい。
前作と並べると、変わったところがはっきりする。
| 項目 | Crescent Tower | Crescent Tower: RISING |
|---|---|---|
| クラス数 | 9 | 14 |
| キャラクター | 3種族×9クラスで自作 | 章ごとに異なる主人公 |
| 探索の舞台 | 全10階層のダンジョン | フィールドとダンジョン |
| 育成のカスタマイズ | 転職でスキルを引き継ぐ | 転職+スキルブロックの配置 |
| プレイ時間の目安 | 10〜20時間 | 15〜25時間 |
対応言語は日本語・英語・フランス語・ドイツ語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語の7つで、音声対応の記載は無い。最低動作環境のOSがWindows 11、必要容量が1GBという表記も出ている。
前作のほうは、Steamで1,100円。その後Nintendo Switch版が2025年11月20日、PS5とXbox Series X|S版が11月27日に続いた。Steamでのユーザーレビューは219件中198件が好評で、評価は「非常に好評」。この評価を土台にした続編が、発売日も価格も伏せたまま先に姿を見せた形になる。
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