ダンジョンRPG『HellSlave II: Judgment of the Archon』8月4日発売 六人の魔王に誓う“悪魔の道”と秒で動くターン制
六人の魔王が千年も殺し合った結果、世界はもうボロボロ。うんざりした天が「審判の大天使(Archon)」を放って全部消しにかかる——けれど滅びが始まる前に、たった一つだけ猶予がもらえる。魔王どもを自分の手で全部殺せ、さもなくば創造ごと道連れだ。
そんな救いのない設定で始まるダークファンタジーのダンジョンRPG『HellSlave II: Judgment of the Archon』が、2026年8月4日16時(CEST)=日本時間8月4日23時にSteamで発売されるにゃ。日付は7月16日のConvergence Games Showcaseで新トレーラーとともに公開された(Steam公式アナウンス)。
開発はArs Goetia、パブリッシングはDear Villagers。Ars Goetiaはアドベンチャー『The Blind Prophet』も手がけたBaptiste Miny氏のソロ開発体制で、公式アナウンスの署名も毎回「Baptiste (solo dev)」で締められている。2022年5月26日に出た前作『Hellslave』の直接の続編ではなく、精神的続編という位置づけだ。
「ターン制」なのに秒数を数える

戦闘は一人称視点で敵と正面から向き合う形式だが、スキルの処理単位が独特にゃ。公式が挙げる特徴は「各スキルの実行に実時間の秒数がかかる」というもので、ターン制とリアルタイムのハイブリッドとして設計されている。攻めに秒を使いすぎれば、その分だけ殴られる時間が延びる。ゲージ管理そのものが読み合いになるタイプだ。

戦士か術士か、そこから六つに枝分かれ
キャラクターメイクは大枠でWarrior(戦士)とSorcerer(術士)を選び、そこから6つの専門クラスへ分岐する。戦士側は公式のクラス紹介で3種が明かされていて、被弾軽減の考え方が三者三様というのが面白いところにゃ。
| クラス | 系統 | 生き延びる手段 |
|---|---|---|
| Unleash Hate | 戦士 | 軽減なし・与ダメージで回復 |
| Art of Combat | 戦士 | ブロック/パリィと反射 |
| Wild Tracker | 戦士 | 回避と敵デバフ、毒 |
| Nature's Rage | 術士 | 炎・氷・雷の属性シナジー |


さらに術士側には疫病と腐敗で敵をゆっくり崩すBlack Plagueなども用意されている。パワーは基本的に全部アンロック可能で、クラスは「道筋を決めるもの」という設計。タレント盤は横に7列以上ある広さで、どこまで手を伸ばすかが悩みどころになりそうにゃ。
最初のダンジョンを抜けたら、悪魔に身を売る

今作で新設された仕組みがDemonic Path(悪魔の道)。最初のダンジョンをクリアした時点で、Satan/Leviathan/Mammon/Baal/Asmodeus/Belzebubの六柱のうち一柱に忠誠を誓い、基本クラスの上に恒久的な呪文セットが乗る。しかも一度選んだら変更不可だ。
たとえばSatanはクリティカルと乱数操作の担当で、「絶対に外れず必ずクリティカルになる一撃」や「敵を倒すとリキャストが大幅短縮」といった時間干渉系。Baalは毒と回避を軸にした暗殺型で、「対象の毒スタックを倍にする」「倒せば全体に毒を撒く」という積み上げ方をする。同じクラスでも誓う相手で走り方が変わる、というわけにゃ。
マップの“中”を歩く探索
移動は見下ろし型のオーバーワールドを直接歩く方式で、荒野の盗賊キャンプや呪われたダンジョン、廃村、聖域を巡ってクエストをこなしていく。ランダム化された戦利品と作り直されたクラフトも今作の売りだ。


デモは3〜4時間、ただし日本語はない

無料の体験版は5月29日から配信中で、6月のSteam Next Festにも出展された。内容は最初のオープンゾーンとダンジョン2つ、難易度3段階つきで3〜4時間のボリューム。「100% Human-Made(AIなし、すべて手描き)」と明記されているのも公式の主張だ。発売前に何度もホットフィックスが当たっており、7月26日時点でデモのレビューは100件中87件が好評。
買う前に見ておきたい欄はここ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月4日16時 CEST(日本時間23時) |
| 対応プラットフォーム | Windowsのみ(Mac/Linuxは非対応) |
| 対応言語 | 英語・仏語・独語・簡体字・繁体字・ポーランド語・ロシア語 |
| 日本語 | 非対応 |
| 音声 | フルオーディオ対応言語なし(表示と字幕のみ) |
| 価格 | 発売時点の価格は未発表 |
日本語が入っていないのは正直つらいところにゃ。テキスト量の多いRPGなので、ここは購入前に一番よく確認しておきたい項目だ。
なお前作『Hellslave』は総レビュー3,318件中2,820件が好評の「非常に好評」で、こちらは今なら85%オフの307円(通常2,050円、セールは7月28日まで)。前作は英語・仏語・独語・簡体字・ポーランド語のみで、こちらも日本語はない。世界観の下地に触れておきたいなら、この値段は悪くない入り口にゃ。
夏のダークファンタジー枠だと、以前取り上げた高難度アクションRPGの続編も8月に控えている。
審判の大天使が降りてくるまで、あと1週間と少し。手描きの線で描かれた地獄を、秒単位で削り合いながら潜っていくことになるにゃ。
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