PixMofu

『魔法捜査官』ゲーム化決定、TGS2026で始動——ジャンルは「ホラーサスペンスリミテッドRPG」

投稿: 2026/09/17by tobariware3分で読めます
画像

「ホラーサスペンスリミテッドRPG」。この長いジャンル名を今日はじめて見た、という人がほとんどだと思う。9月17日13時30分、幕張メッセのKONAMIブースから流れた生配信で、45分の枠をまるごと使って『魔法捜査官』のプロジェクト発表会が行われた。登壇したのは合同会社スーパーニッチの新川宗平(KONAMI TGS2026 特設サイト)。配信のアーカイブはKONAMI公式チャンネルに残っている。

開発も販売もメビウスが担当、ハードと発売日は未定のまま

ゲーム化を発表したのは株式会社メビウス。スーパーニッチと提携し、同社が展開する電子小説レーベル「キマイラ文庫」の『魔法捜査官』(喜多山浪漫:著、エナミカツミ:イラスト)をゲームにする。ジャンルはホラーサスペンスリミテッドRPGで、プレイ人数は1人。対応ハードも発売日も未定と明記されていて、権利表記は「(C)SuperNiche LLC. Published and Developed by mebius.」——原作はスーパーニッチ、開発と販売はメビウス、という分担だね(メビウスのリリース)。

メビウスは『宵祓い探偵ミアズマブレイカー』などを手がけてきた三鷹市のメーカーで、今回も自社で開発まで抱える。現時点で出ているのはジャンル名とキービジュアルまでで、「リミテッド」が何を指すのかを含め、肝心の中身は発表会で語られた分を待つことになる。

原作は無料で読める連載小説、今日ちょうど第6話が更新された

原作を知らない人のために整理しておくと、『魔法捜査官』はキマイラ文庫のサイトで無料公開されている連載小説。更新は木曜で、作品ページでは今日9月17日に第6話「『Satanism(悪魔崇拝)』<5>」が上がったばかり。つまりゲーム化が発表された時点で、原作はまだ進行中ということになる。

舞台は、現代社会に魔法が存在する日本。政府は魔法を極度に警戒して厳重な監視下に置き、マスコミと世論は魔法使いを異質な存在として差別する。魔法犯罪に対抗する唯一の手段でありながら、警視庁の上層部は魔法使いを道具として使い捨てにしようとする——その中で魔法犯罪と向き合うのが、魔法捜査官・風馬駿と相棒の魔法使いアルペジオ。キービジュアルに並ぶ2人がそれで、キャラクターデザインはエナミカツミが担当している。

キマイラ文庫というレーベル自体も少し変わっていて、蝉川夏哉・ヤマモトユウスケ・横田純・喜多山浪漫の4人がオリジナル作品を無料で公開しつつ、商品化の題材を探す企業へのショーケースも兼ねる、という作りになっている。サイトには「コミックとゲームにおいては100%商品化することを目指します」とはっきり書いてあり、今回のゲーム化はその方針が実際に形になった一例。

発起人はその喜多山浪漫で、本人のXアカウントでは本名が新川宗平であることを明かしている。日本一ソフトウェアの社長を務めたのち、2025年4月1日にスーパーニッチを設立した人物だね。原作を書いた本人がプロデューサーとして壇上に立つ、という珍しい構図になっている。

公式のあらすじは、最後をこう結んでいる。「この物語はフィクションだが、一部真実が含まれている……」

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。