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ポート開放なしで自宅サーバーに遠くの友達を招く――無料ツール『Porthole』Steamページ公開、配信は2026年Q3

投稿: 2026/07/21by 編集部4分で読めます

テラリアのサーバーを立てて、遠くの友達を呼びたい。でもルーターの設定画面がどこにあるのかも分からないし、そもそも賃貸や寮でルーターに触れない――そういう「あと一歩」で詰まった経験、きっと誰にでもあるにゃ。

その一歩を丸ごと消してくれそうな無料ツールが、Steamにストアページを構えた。SeStudioが手がける『Porthole - Local Port Sharing』。ローカルで開いたポートをSteamのネットワーク越しにフレンドへ共有し、まるで同じLANの中にいるかのように繋がせてしまう、という道具だ。配信は2026年第3四半期(7〜9月)を予定している。

「同じ部屋にいる」ことにしてしまう仕組み

Portholeがやることは、案外シンプルにゃ。ホスト側が共有したいローカルのTCP/UDPポートを選んでロビーを作る。すると友達は、共有コードかSteamフレンドリストからそこへ参加できる。あとは相手のPCに、そのポートがローカルのものとして生えてくる――つまりゲーム側からは「LAN内の相手」に見える、という寸法だ。

通信はSteamのP2Pネットワークを通り、直接繋がりにくいときはValveのリレーへ自動でフォールバックする。だからNATやCGNAT配下でも成立するし、ホストのグローバルIPを相手に教える必要もない。ポート開放(ポートフォワーディング)もルーター設定も、原理的に不要になる。

対象は特定のゲームに縛られない。LAN専用や自前ホスト型のマルチプレイ全般が守備範囲で、テラリアやMinecraft(Java版)の自鯖みたいな「本来は同じネットワーク内でしか遊べない」タイプと相性がいい。

“共有”に振り切った安全側の作り

ただポートを開けっ放しにするだけの乱暴な道具ではないのが、地味に嬉しいところにゃ。共有されるポートは1つずつゲスト側の承認が必要で、承認したうえで手元の別ポートに付け替える(ローカルリマップ)こともできる。ロビーにはパスワードをかけられ、ホストにはキック/BANの権限が用意されている。

動いているアプリからポートを自動検出してくれる機能もあるので、「どのポート番号だっけ」と調べる手間も省ける。普段はGUIとシステムトレイで完結しつつ、スクリプトから叩けるCLIも持つ二枚看板だ。

項目内容
タイトルPorthole - Local Port Sharing
開発SeStudio
価格無料
配信予定2026年 第3四半期
対応OSWindows 10/11(64bit)/Linux・SteamOS(Ubuntu 20.04 LTS以降)
通信TCP/UDP、SteamのP2P+Valveリレー自動切替
対応言語日本語を含む30言語の表示に対応

なお対応言語のローカライズにはAI生成が使われている旨がストアページに明記されている。Steamの新作でAI開示が当たり前になりつつある流れは、以前まとめた通りにゃ。

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「ルーターの壁」を知らない人にこそ

この手の“ポート開放代行”ツール自体は前からいくつも存在するけれど、Portholeが面白いのは、配布も認証もSteamの上で完結させている点だと思う。相手をSteamフレンドとして選ぶだけ、というのは、ネットワークの知識がゼロの人にとっては一番分かりやすい入り口にゃ。

下はホスト/ゲスト側の画面まわり。ロビーとポートの状態が一望できる作りになっている。

無料で、WindowsもLinux(SteamOS)も対象。Steam Deckで自鯖を持ち歩く遊び方とも噛み合いそうだ。配信まではストアページでウィッシュリストに入れて待つのがよさそうにゃ。

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