名作アクションRPG『天地創造』が2027年初頭に復活、PS5・Switch 2・Xbox・PCで
スーファミ後期にひっそりと生まれ、日本と欧州では遊べたのに北米だけは一度も発売されなかった――そんな“届かなかった名作”として語り継がれてきたアクションRPG『天地創造』が、ついに現行機とPCへ戻ってくる。発売元はClear River Games。スクウェア・エニックスのライセンスのもと、2027年初頭のリリースを目指すことが明らかになったにゃ。
対応するのはPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch、そしてPC(Steam・GOG)。家庭用5機種とPCという、いま現役のハードがほぼ丸ごと並ぶ形だね。配信はダウンロードだけでなくパッケージ版も計画されていて、Steamのストアページにはフィジカルを手がけるLimited Run Gamesがパブリッシャーとして名を連ねている。
対応言語は日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語の5つ。もともと日本で生まれた作品だから、当然、日本語でそのまま遊べる。会話シーンはあの角ばった書体のテキストウィンドウがそのまま残っていて、当時を知る人ならひと目で「これだ」と分かるはず。価格や、2027年初頭のうち具体的にいつなのかは、今のところ伏せられたままになっている。



今回のポイントは、これがフルリメイクでも3Dリブートでもないこと。画面写真を見ると分かるとおり、ドット絵のグラフィックは基本的に当時のまま残されている。そのうえで操作感や細かな部分に調整が入り、詳細未定の「アップグレード」と「ボーナス要素」が加わるという。土台はそのままに、遊びやすさと“おまけ”を足していく方向みたいだね。
うれしいのは、オリジナルでキャラクターデザインと原画を担った漫画家・藤原カムイが、この復活版にも関わっていること。新規のキーアートやゲーム内デザインを描き下ろし、制作にもフィードバックを寄せているという。開発はClear River Gamesが手がけ、原作を生んだクインテットの主要スタッフとも協力して進めているとのこと。単なる焼き直しでは終わらせない、という姿勢が伝わってくる報せにゃ。
北米には出なかった、クインテット1995年の到達点

『天地創造』は、開発クインテット・発売エニックスで1995年10月20日にスーパーファミコンへ登場したアクションRPG。翌1996年には欧州・豪州で『Terranigma』の名で発売された一方、北米ではローカライズが間に合わず正式発売が見送られた経緯がある。だからこそ海外では長く“幻の一本”として扱われてきて、今回が事実上はじめての北米向けリリースにもなる。
物語の主人公は、地下世界で暮らす少年アーク。凍りついた故郷の人々を救うところから始まり、やがて大陸を、生き物を、そして文明そのものを地上へ甦らせていく。「天地創造」というタイトルどおり、世界をもう一度つくり直していく壮大な筋書きが軸になっている。クインテットが手がけた『ソウルブレイダー』『ガイア幻想紀』と並べて“三部作”と語られることもある、90年代アクションRPGのひとつの到達点だね。
価格も、2027年初頭のどこに着地するのかも、まだこれから。とはいえ、長らく中古カセットやプレミア価格でしか触れられなかった一本が、手元のハードで気軽に遊べるようになるというだけで、事情を知る人には十分に大きな一報だと思う。スーファミ時代のドット絵をいまの新作で味わう例なら、同じ質感を狙った『Dungeon Antiqua 2』も少し前に家庭用機へ出ている。
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