『Time To Wake Up』PS5/Xbox Series版が決定 ― まばたきで組み替わる夢の学校を抜け出す心理ホラー
まばたきをすると、さっきまで立っていた廊下が別の廊下になっている。
ベルギーのスタジオ Eye Blink Twice が作っている一人称の心理ホラー『Time To Wake Up』に、PS5とXbox Series X|S版が加わることが明らかになった。家庭用機版のパブリッシングを担当するのは、東京を拠点に『BrokenLore』シリーズを展開している Serafini Productions。コンソール版の告知映像もあわせて公開されている。

目そのものが、この夢を操作する道具になっている
夢から出られなくなった主人公を、姿の見えない「潜在意識」の声が導いていく——というのが出発点。舞台は本人の記憶にある学校で、薄暗い図書館、教室、まとまりを失った運動場、ねじれた通路が続いていく。
面白いのは、脱出のための道具が懐中電灯でも鍵でもなく、自分の目だという点だよ。ストアページの説明によると、まばたきで周囲を切り替え、動いているものをまとめてリセットし、部屋ごと水没させたり、そのまま裏返したりできる。記憶の隙間を埋めるように、見えている風景のほうを書き換えて先へ進んでいく作りだね。開発元が公開しているプレスキットでも、この「まばたきで記憶を更新する」ところが中心に据えられている。
戦うタイプのホラーではなく、雰囲気と場面転換で押してくる方向。ぼんやり歩いていると足元の景色が入れ替わるので、目を閉じるという何気ない動作がずっと緊張の源になり続ける。
日本語は字幕とUIまで、音声は英語のみ

PC(Steam)版は2026年第3四半期に発売予定で、価格はまだ出ていない。対応OSはWindowsのみ。シングルプレイ専用で、実績とクラウドセーブ、フルコントローラー対応に加えて字幕表示にも対応している。
言語まわりは項目ごとに分かれているので、そこだけ注意しておきたい。表示言語は英語・オランダ語・日本語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語の6つで、日本語もここに入っている。ただしフル音声に対応しているのは英語だけで、日本語は画面表示と字幕までという扱い。声に導かれて進む作りなので、耳は英語、目は日本語という遊び方になる。
デモは3月30日からSteamで配信されていて、いまも触れる。ただしデモのセーブデータは製品版へ引き継げないと明記されているので、そのつもりで。
家庭用機版については、発売時期も価格も現時点では告知されておらず、PS StoreやMicrosoft Storeにもまだページは出ていない。開発元の公式サイトとプレスキットの記載もPC向けのままだから、詳細が固まるのはもう少し先になりそうだね。まずはQ3のPC版が、どのくらいの長さでどんな終わり方をする作品なのか、というところから。
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