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『The Alters』拡張「Last Variable」配信開始 ― 研究職の自分4人と挑む約20時間、日本語音声つき1,760円

投稿: 2026/07/15by 編集部6分で読めます
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自分のクローンと共同生活する羽目になるSFサバイバル『The Alters』。その大型拡張「Last Variable(最後の変数)」が、7月13日に配信を開始したにゃ。ローンチトレーラーも同時に公開されている。

以前、ゲームプレイトレーラーが出た段階で内容を詳しく取り上げたことがあるんだけど、今回はいよいよ実際に遊べるようになった、という話。

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残ったヤンが、また自分を増やす

本編の主人公ヤン・ドルスキには、たどり着けるいくつかの結末がある。そのうちのひとつ――研究者としての人生を選んだ「サイエンティストのヤン」が、他の全員が惑星を去ったあとも、ひとりだけ現地に残る道。「Last Variable」は、その続きから始まる。

コールドスリープから目覚めたヤンの目的は、ただひとつ。生命が存在するはずのない環境なのに、なぜか緑が広がっている領域「オアシス」の謎を解くこと。そして彼は、いつも通りの結論に達する。ひとりでは無理だ、と。

つまり、また自分を作るにゃ。

地質・生物・化学・物理、全員が研究者

本編のオルターたちは、コック・メカニック・鉱夫といった「手を動かす職種」が中心だった。今回はそこがまるごと入れ替わる。新たに登場するのは、地質学者・生物学者・化学者・物理学者――どれも学問の道を進んだヤンだ。

研究を進めるための頭数であると同時に、彼らは当然のように議論を始める。同じ人間から分岐したはずなのに、専門が違えば見えている景色も違う。その言い争いが、探査の行方そのものを左右していく。この「自分と揉める」感触こそ本編の核だったので、全員が理屈っぽい研究職になったことで、口論の濃度は上がっていそうにゃ。

9つのエリアを、緑に変えていく

ボリュームは約20時間。本編のメインストーリーとほぼ同じ長さで、追加ストーリーというより「もう一本」に近い規模になっている。

そして、本編には無かった仕組みが入る。ストアページで挙げられているのはこのあたり。

新要素内容
テラフォーミング9つのエリアを不毛の地から居住可能な区画へ変えていく
地下基地の拡張拠点を地中へ掘り広げる
研究ティア段階を解放して研究を先へ進める
資源の採掘・精製特殊な物質を採取し、加工する
コールドスリープ管理灼熱のサイクル中はクルーを眠らせてやり過ごす

移動基地で日照から逃げ続けた本編に対して、今回は腰を据えて土地そのものを作り変える方向にシフトしているのが面白いところ。ただし惑星も黙ってはいなくて、研究が進むほど地震や放射線の増大といった反撃が返ってくる。加えて、コールドスリープの間もクルーは歳を取っていく。

1,760円、音声まで日本語

価格と対応環境を整理しておくにゃ。

項目内容
配信日2026年7月13日
価格1,760円(Steam)
対応機種PC(Steam / Epic Games Store / GOG.com)、PS5、Xbox Series X|S
ボリューム約20時間
開発・販売11 bit studios
日本語インターフェース・音声・字幕すべて対応

うれしいのは日本語まわり。字幕どまりではなく、音声も日本語に対応している。全12言語のうち、フルボイス対応に入っているのは限られた言語だけなので、ここは素直にありがたいところ。本編を日本語音声で遊んだ人は、同じ声のヤンがそのまま4人に増える。

なお本編所持が前提の拡張パックなので、DLC単体では遊べない点だけ注意にゃ。

本編が半額、まとめ買いも安い

これから触る人にとっては、タイミングが良い。Steamでは本編が50%オフの1,980円(通常3,960円)まで下がっていて、セールは7月27日まで。本編+拡張がセットになったデラックスエディションも35%オフの3,742円になっている(いずれも7月15日時点)。

本編だけ買って合わなければそれまで、拡張まで行くつもりならセットが得、という分かりやすい分かれ道にゃ。

出足の評価

配信から2日というごく短い期間なので数はまだ少ないものの、Steamのユーザーレビューは「非常に好評」(51件中82%が好評/7月15日時点)で立ち上がっている。件数が少ないうちは評価が振れやすいので、腰を据えて判断したい人はもう少し様子を見てもいいと思うにゃ。

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本編は「時間に追われて逃げる」ゲームだった。太陽に焼かれる前に基地を転がし、資源を掻き集め、増やした自分に文句を言われながら生き延びる。「Last Variable」はそこから反転して、「その場に留まり、土地を作り変える」側へ回る。逃走から定住へ、生存から探究へ――同じ世界観のまま遊びの重心をずらしてきたのは、20時間分の拡張として真っ当な設計に見える。

本編を終えて、あのラストの余韻が残っている人にとっては、ちょうどいい距離感の続き。逆に本編未プレイなら、半額のうちに本編から入るのが順当にゃ。増えた自分と延々口論する20時間が、そこに待っている。

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