100人FPS『WARDOGS』最終ベータが全開放、同時接続24万人超え ― 早期アクセスは9月10日
告知はたった二行だった。「サーバーを壊しに来い」、そして終了時刻。それだけで、『WARDOGS』のベータテストからは鍵が外れた。
事前購入者か、Steam上で申請してアクセス権が回ってきた人だけが入れる——そういうクローズドの形で始まったテストが、最終日の朝になって突然、誰でもダウンロードできる状態に切り替わっている(Steam公式アナウンス)。
BULKHEADが開発し、Team17が販売する最大100人規模のFPS。今回の最終ベータは9月4日午前3時に開き、9月6日午後5時までという窓で組まれていた。この窓のちょうど終盤、残り11時間ほどというところで、開発元は「クローズドベータはオープンベータになった」と宣言している。
もともとこのテストは、負荷をかけて壊れる場所を見つけるための回だった。サーバーの増減、サーバーブラウザ、ログイン待ちの列、Twitch Drops——いずれも人が集まらないと壊れてくれない部分ばかり。だから参加者を波状に入れて様子を見ていたわけで、最後に条件を全部取り払ったのは、その延長線上の判断だと考えるのが自然だと思う。
9月3日のショーに合わせて告知された時点では、まだ「予約するか、申請して当選するか」の二択だったにゃ。
2週間で同接24万5118人、倍増したベータ
数字の伸び方が分かりやすい。8月21日から23日にかけて行われた1回目のクローズドベータで、Steamの同時接続はピーク10万5774人。それが今回のテストでは、9月5日に24万5118人まで届いた(Steamの同接を記録しているSteamDBの集計)。2週間ちょっとで倍以上だから、開放の効果というより、待っていた人の総量がそもそも膨らんでいたのだろう。
その1回目のテストも、参加者は延べ50万人近く。この時点ですでに、同ジャンルの先輩格が積み上げてきた記録を追い抜いていた。
土台になっているのは、8月の妙な盛り上がりだ。開発元が自ら「このゲームを買うべきではない10の理由」と題した動画を出し、コンテンツ量の少なさ、早期アクセスにしては強気な価格、映像面の粗さ、さらには自分たちの前作が振るわなかったことまで並べてみせた。売り込みの真逆をやったのに、8月11日時点で80万件だったウィッシュリストは、14日には100万件を超えている。
テストが閉じた4日後、9月10日にSteamの早期アクセスが始まる。価格は4,980円。特典入りのSupporter Editionは6,200円で、こちらはコスメティック類が付くもの。早期アクセス中はこれ以外の課金要素を入れない方針が示されていて、正式版になるタイミングで価格は上がる予定と明記されている。
早期アクセスに入る期間はおよそ1〜2年という見込み。開始時点で遊べるのは3つのマップで、それぞれに3種類のバリエーションが用意され、歩兵戦とビークル戦が混ざる構成になる。
対応言語は日本語を含む14言語だけど、音声が用意されているのは英語のみ。日本語はインターフェースと字幕までで、フルボイスではない点は分けて見ておきたいところ。対応プラットフォームもWindowsのみで、現時点で他機種の話は出ていない。
サーバーを壊しに来いと呼びかけて集まったのが24万5118人。この人数を捌ける状態のまま9月10日を迎えられるかどうかが、そのまま早期アクセス初日の評価になる。
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